先週の土曜日、長女の高校の卒業式がありました。ついにこの日が来たか、と感慨深い気持ちになりました。高校3年間、あっという間だったような、長かったような……。娘も、親である自分も、それぞれに成長した3年間だったと思います。
第一志望には届かずも、希望の学部へ
受験の結果、第一志望の大学には合格できませんでしたが、一応希望していた学部には進学が決まりました。親としては、できれば第一志望に受かってほしかったという気持ちが正直なところ。でも、「受からないよりはよかったかな」と、複雑な心境です。
受験が終わった途端、娘は家でゴロゴロモード。受験で頑張ったんだから好きにさせてくれ、というのが彼女の言い分ですが、親としては「本当に頑張りつくしたのか?」という疑念がぬぐえず、どうも同意できない(笑)。とはいえ、ひとまずは新しいスタートに向けてリフレッシュ期間なのかもしれません。
久々のスーツと、もう通ることのない通学路
卒業式に向けて、久しぶりにスーツに袖を通し、娘の高校へ向かいました。駅から高校までの道のりは、入学式、文化祭、三者面談と、数えるほどしか通ったことのない道。でも、もう二度と通ることがないかもしれないと思うと、少しグッとくるものがありました。
天気は曇りで寒かったものの、雨が降らなかったのが救い。体育館に入り、卒業式が始まっても特に感情が動くことはなかったのですが、娘の入場シーンを見た瞬間、「ああ、大きくなったな」と実感。18年前に生まれた時のことが一気によみがえってきました。
生まれた瞬間と、今の娘
18年前、彼女が生まれた時、なかなか泣かなくて焦ったことを思い出します。医師や看護師さんたちは慌てる様子もなく、落ち着いていましたが、親としては心配でたまらなかったものです。結局、すぐに大泣きしてくれてホッとしたのですが……。
あの頃は、本当に可愛かったなぁ……。今は正直、憎たらしいことも増えてきましたが(笑)。でも、何よりここまで健康に育ってくれたことに感謝しないといけません。これから大学生活を通じて、もっと多くの経験を積んで、良い大人になってくれればいいなと思っています。
ホッとした気持ちと、これからの不安
卒業式を終えて、まずはホッとしました。そして、次に襲ってきたのは「これからかかる大学の費用」の現実(笑)。これまでとは比べ物にならないほどの出費が待っているわけで、親としては気が抜けません。
それでも、やっぱり娘には「おめでとう」と伝えたい。無事に高校を卒業し、新しいステージへ進む娘に、親として精一杯のエールを送りたいと思います。そして、ここまで頑張ってきた自分自身にも、「お疲れ様」と言いたいですね(笑)。
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