DVD棚の奥のほうでホコリかぶってた『プラチナデータ』、久しぶりに見返しました!
キッカケは……まぁ、いつもの「整理しようと思ったら懐かしくなって再生ボタン押しちゃう」やつ(笑)
DNAで犯罪検挙!?未来すぎる警察システム
この映画、ジャンルでいうとSF×サスペンスなんだけど、いちばんの見どころは「DNA捜査システム」なんだよね。
犯人のDNAを採取すれば、99.99%どころか100%の確率で特定できるっていう、超未来型のシステムが出てくる。
いや、もう「それ未来すぎて逆に怖いわ!!」ってやつ。
俺なんか、悪いことしてないのに「もしかして自分、何かやっちゃってる…?」って不安になるからね(^^;)
原作は東野圭吾!やっぱりこの人すごい
ちなみに原作は東野圭吾さん!
さすがミステリーの巨匠、テーマの切り口が鋭すぎる。
DNAで全ての情報が分かるってことはさ…もし多重人格の人だったらどうなるの?
「人格は違うけどDNAは同じです」って、もはや矛盾でしかないやん!!(笑)
それが物語の軸にガッツリ関わってくるんだから、さすがだなぁって感心したわけです、はい(´∀`)
「DNAが全て」なんて言われたら…ちょっとイヤだなぁ
こういう作品を見ると、ついつい考えちゃうんだよね。
DNAで運命が決まるって言われたらさ、「努力したって意味ないじゃん」って思わない?
俺なんて小市民中の小市民だからさ、「生まれた時点で君は平凡です」って言われたら泣くしかないよ(´;ω;`)
でも、この映画はそういうモヤモヤを打ち砕いてくれるところが良かった!
「DNAは確かに情報を持ってるけど、それが全てじゃないよ」ってメッセージに救われた気分♪


完璧すぎるシステムの怖さ…冤罪って言葉、忘れちゃいけない
便利なシステムって、裏を返せば「バグがあったら詰む」ってことでもある。
今回の『プラチナデータ』もそうだけど、もし何かの手違いで「あなたが犯人です」って出ちゃったらさ…
いや、待って!俺、やってないから!!って叫んでも、「システムがそう言ってる」って返されたらどうしようもないじゃん((((;゚Д゚))))
それってもう、現代の冤罪よりも絶望的だよね。正義って、やっぱり人間が考えなきゃダメなのかも。
主役は嵐の二宮くん!演技の幅がすごい
主演は二宮和也くん!
昔から「青の炎」で彼の演技に惚れてた俺としては、今回も期待以上だったなぁ~( ゚ー゚)( 。。)
知的な天才研究者と、逃げる側の二面性を見事に演じ分けてて「さすがプロ!」って唸った。
あと、豊川悦司さんも渋いのよ。最初はただのロリコン(言い過ぎ)かと思ったけど、いや違う。
彼の静かな演技が、この作品の「不気味さ」と「優しさ」を両方引き出してて、これまた絶妙。

思ったよりもリアルに感じたのは…時代が追いついたせい?
『プラチナデータ』ってもう10年以上前の映画なんだけど、今見ても全然古く感じない。
むしろ、「あれ?これ、今の現実に近づいてない?」ってドキッとしたよ。
マイナンバー制度、AI顔認証、SNSの個人特定技術…なんか、あの世界に片足突っ込んでる感あるよね。
だからこそ、この映画は「未来の話」って笑えない。
もしかしたら、すぐそこまで来てる現実かも…(震)
まとめ:やっぱり東野圭吾×SFサスペンスは鉄板!
全体として、『プラチナデータ』はエンタメとしてもミステリーとしても大満足な作品だった!
ストーリーに緩急があってテンポも良いし、役者陣の演技も光ってたし、ラストもちゃんと盛り上がるし。
「DNAで全て分かるなんて怖すぎる!」っていう気持ちと、「でもやっぱ便利だよね」って気持ちが入り混じって
最後には、「あぁ、やっぱり人間の感情って大事なんだな」ってしみじみ思った俺なのでした(^^)
SFサスペンス好きの人にはオススメ!
そして…二宮くんの演技にまた惚れ直すこと間違いなし(^^;)
じゃ、興味があれば見てみて~。
俺はちょっと、DNA情報の取り扱いについて深く考え直してみようかな(いや、何も出ないけどねw)
参照:[映画.com]プラチナデータ


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