最初、わけがわからなかった(笑)
「GAMER」…これね、最初の30分はずっと「???」だったよ(^_^;)
映像もガチャガチャしてるし、説明もないし、登場人物もみんな強面で怖いし…
でも、しばらく観ていくとね、だんだん全体像が分かってきたの。
ざっくり言うと、近未来の世界で、「リアルな人間を操作して遊ぶ」ゲームが登場するわけですよ。うん、怖いよね。
操作される人間は、ナノテクで脳を外部から制御されてて、自分の意思は封印。
それを“プレイヤー”が、家のPCから操作するっていう構図。
で、そのゲームのジャンルが2つあって、戦争シミュレーションの「スレイヤー」と、エロ系SNS(?)の「ソサエティ」があるわけです。
…うん、ここまで理解するのに30分かかった( ̄▽ ̄;)
てか、設定だけでお腹いっぱい(笑)
アバターが人間って、倫理的にアウトじゃね?
いやさ、普通はアバターってCGでしょ? なのに、この映画では「アバター=リアル人間」。
しかも刑務所の囚人をナノ細胞で“操作される側”にして、罪の帳消しと引き換えに戦わせてるの。
もう完全に現代版“剣闘士”だよ。
主人公のケーブル(演じるはジェラルド・バトラー)は、元軍人の囚人。
超絶プレイを見せてるけど、実は背後に“天才少年プレイヤー”がいて、彼に操作されてるっていう。
うん、正直バトラーは筋肉見せるだけで、ほぼAIみたいなもん(笑)
けど、だんだん“自我”が戻ってきて、物語は反乱に向かって加速していくのです…(←この辺からようやく面白くなってくる!)
てかね、人間を操作するゲームって、もう完全に倫理観崩壊なんだけど、現実でも「バズりたい」とか「炎上商法」やってる人を見ると、ちょっと近いものを感じてしまう…( ̄ー ̄)

ソサエティがエロすぎて引いた(笑)
「ソサエティ」っていう、もう一つのゲーム。
これはセカンドライフ的な仮想生活空間なんだけど…なぜかアバター(=人間)をやたらセクシーな格好にして、デブのオタク風プレイヤーが操作してるというテンプレ構図(;・∀・)
いやさ、偏見ひどくない?
「オタク=汗だくデブで変態」っていう描写、あれはさすがに差別的じゃないかと思ったよ…
俺も映画オタクでゲーマーだけど、体型は…まぁ普通!(たぶん)(自己評価)
でも、「仮想空間だと人は本性を曝け出す」ってテーマは、ちょっと考えさせられたなぁ。
顔も名前も出ないと、なんでもやっちゃう人いるよね。
昔、チャットで女の人と話してたら変態が割り込んできて、台無しになったことあるし(怒)
あれ、マジでやめてほしい(  ̄っ ̄)

悪役の“キャッスル”があの人だった!
物語の黒幕・キャッスル。こいつがすごい。
金持ちでイカれてて、世界を支配しようとしてるんだけど…どっかで見た顔だなと思ったら、海外ドラマ「デクスター」の主演の人じゃん!!
そうそう、あの「殺人鬼だけどいい人」みたいなキャラの人。
ここでもキレッキレのサイコ感出してて、鳥肌立ったわ(((°д°)))
しかも最後の対決シーンで“音楽に合わせて戦う”っていう謎演出(笑)
ミュージカル風ボスバトルって斬新すぎるでしょ!
あのシーン、シュールで爆笑したわ…(≧▽≦)
全体の感想:好き嫌いが分かれるタイプかも?
正直、序盤は混乱したし、「何を見せたいの?」って思ったけど…
中盤以降の展開は、ちゃんと盛り上がるし、アクションもテンポ良くて楽しめたよ!
ただ、人によっては「過激すぎる」「ごちゃごちゃしてる」と感じるかも。
個人的には、人間の自由とは?とか、ネット社会の匿名性とか、そういうテーマが隠れていて、深く考えたくなる作品だったな。
あと、バトラーの肉体美も見どころ(←そこ?笑)
あ、ちなみに監督は『アドレナリン』のコンビらしい。
…納得。そりゃ、テンション高めだわ!(笑)
まとめ:ちょっと未来を考えさせられる映画
- 映像がガチャガチャしてて最初は混乱
- アバターが人間って倫理的にヤバい
- ネットの裏側っぽさがリアルすぎ
- 悪役のキャッスルがクセ強すぎ
- テンポ重視なら楽しめるSFアクション!
まぁ、現実にこういうゲームが登場したら…
俺は絶対に操作される側じゃないよね?(いや、ちょっと興味あるかも…笑)
気になった人は、ぜひ一度観てみて!(^^)

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