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【映画レビュー】[心がダダ漏れ!?]映画『サトラレ』感想レビュー(今さらだけど…やっぱり名作!)

またまたやってしまいました…。
キョウ、押し入れの奥から引っ張り出したDVDシリーズ、今回の一枚は『サトラレ』(2001年公開)!
たぶん最初に観たのは、まだ結婚前…そう、ピチピチ(←死語)の独身時代だったと思う(^^;)

で、再び観てみたら……

やっぱり泣いた・゜・(ノД`)・゜・
いやさ、こんなにも素直で優しい主人公の“心の声”を聴かされて泣かない人いる!?
もうね、涙腺がバリアフリーになってたよ……。

「サトラレ」とは?

まず、ざっくり説明するとこの映画のテーマは「サトラレ」と呼ばれる特殊体質の人たちの話。
彼らは、自分の考えていることが周囲に“筒抜け”で聞こえてしまうという、ちょっと切ない設定。

しかも!周りの人たちは、彼らを傷つけないために“サトラレであることを本人に気づかせてはいけない”っていう国家機密ルールまであるという(°д°)

つまりどういうことかって言うと……

「あの人イケメンだな」と思っても、本人に聞こえてる。
「この人ウザい」と思っても、聞こえてる。
でもサトラレ本人は、それに気づいてはいけない。
そして周りは、聞こえてても知らんぷりしないといけない。

いや、それ、地味に修羅場だよね!?
“思ってることを隠す”っていう人間の基本行動が全く通用しない世界。

職場にサトラレがいたらどうなる?
「この会議、無駄すぎる…」とか全部漏れてるわけで(笑)
でも、あえてそれを聞こえてないフリするわけで……

俺、絶対無理(´;ω;`)
小心者キョウ、たぶん10分で正気失う(苦笑)



主人公・里見くんの“優しすぎる心”が切なすぎる

この映画の中心人物・里見健一(演:安藤政信さん)がまた、ほんっとうにピュア!!

天才的な頭脳を持ち、周囲に対していつも優しくて、感謝の気持ちがダダ漏れ(笑)
文句を言わない、愚痴もない、心の声が全部“優しい”。
でも、それが逆に痛い。辛い。

だって、彼が“サトラレ”であることを周りは知ってるわけで、だからこそその優しさを受け止め続けなきゃいけない。
里見くんは、自分の心が見えてるなんて知らないのに、みんなの心は丸見え状態

これ、めちゃくちゃ精神削られるよ…!!
感情のジェットコースター。
しかも“気づかせてはいけない”っていう縛りプレイ付き(^^;)



おばあちゃん……もう無理、涙止まらん(T_T)

そして!!この映画の感動ポイント筆頭、おばあちゃん(演:八千草薫さん)!!

優しさの塊ですか!?ってくらい、心に沁みる言葉を連発。
キョウは正直、自分のおばあちゃんにあんな風に言われたことない人生なので(笑)、もう羨ましさMAX。

特にあのラスト近くのセリフ、「あんたはね、宝もんだよ…」
……もうだめ。ティッシュ消費量が社会問題レベル。

八千草薫さんのあの柔らかさ、包容力、品の良さ……すごい。
若い頃の写真見たことあるけど、ほんっとに綺麗なんだよね。
宝塚時代の写真なんて、もう芸術品だよ。今のアイドルが束になっても敵わないんじゃないかって思うほど。

亡くなったなんて信じたくない…
スクリーンの中では、ずっと生きててほしい。



こんな映画、もっと評価されていい!

「サトラレ」って一見ファンタジーなんだけど、実は現実的なテーマなんだよね。

“人の心が見えたらどうするか?”
これって究極の問いじゃない?

逆に自分がサトラレだったら?
隠してた本音、全部見透かされてるって思ったら……無理です。はい。
その日のうちに山にこもって仙人になります(^^;)

でもね、そんな中でも里見くんみたいに優しく生きてる人がいるって思うと、救われるんだよ。
人ってこんなにも尊いんだなって。



まとめ:泣いた、考えた、癒された

  • 「サトラレ」という設定がまず面白い!
  • でもその設定以上に、登場人物の優しさが沁みる
  • 八千草薫さんのおばあちゃん…全人類泣くやつ
  • 感情が見えるって、幸せでもあり、地獄でもある
  • 何度観ても心が洗われる。誰かと語り合いたくなる作品

正直、20年以上前の映画だし、今さら?って思う人もいるかもだけど……

この映画は、絶対に観る価値あります!!
むしろ、今だからこそ観てほしい。
SNSで本音と建前がごちゃ混ぜな時代に、「心が透けて見える」ってことがどういう意味か、考えさせられます。

観終わった後、誰かに優しくしたくなる、そんな映画。
気になった人は、ぜひDVDを探して観てみてください!(^^)

じゃ、また涙腺やられた映画を発掘してきますね〜!

参考:[映画.com] サトラレ



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