こんにちは、小市民ブロガーのキョウです。
前回『サイレントヒル』で魂を削られた直後に、ついつい観てしまいました。
『サイレントヒル:リベレーション』。
……いや、だって続編あるって知ってたら、そして持っていたら観ちゃうでしょ!?
怖いの苦手だけど、前作が意外とちゃんとストーリー性あって面白かったからね。
ただね、これ正直に言っていいですか?
あんまり怖くなかったです(笑)
いやいや、ビックリ映像とか不気味な雰囲気はちゃんとあるんだけど、なんか観やすかった。
前作みたいな精神的にくる“ゾワゾワ感”はだいぶマイルドになってました。
前作を観ておいた方がわかりやすい
まずは物語の続きについて軽くおさらい。
前作の少女・シャロンが成長して、名前を“ヘザー”として父親と逃避行中のところから始まります。
そう、あの終わり方だったからね…あれ?無事帰ってきてたんだ?って思ったのが第一印象(笑)
でも、サイレントヒルからは完全に逃げ切れてないってのが、この作品の主題なんです。
サイレントヒルからは、逃げられない。
──いや、逃げさせてよぉぉぉ!!!って気持ちで観てたよね、前作を体験済みの人は。


ホラー感、ちょっとライトめ?
で、今回。
確かに不気味な演出やら化け物やらは出てくるんですけど、なんか怖さのトーンがちょっと違う。
なんでだろうな?って思ったら、ラストで気づきました。
化け物 vs 化け物 という謎のバトル展開(笑)
いや、あれはもうホラーというよりアクションに近いものを感じましたね。
ピラミッドヘッドさん(←勝手に親しみ込めて呼んでる)が、今回“味方ポジション”に昇格してるじゃないですか!
前作では「なんか出たあああああああ!助けてー!」って叫びそうな存在だったのに、
今回は「おお、かっけぇ……」って思ってしまった自分がいます。
感覚バグってますね、完全に。


音楽と世界観はやっぱり秀逸
原作がゲームだけあって、音楽と雰囲気作りはホントにうまい!
あの霧の街の映像美とか、怪しい空気感、鉄と錆の匂いが漂ってきそうな閉塞感。
「サイレントヒル」っていう一種の世界観が、ちゃんと生きてます。
特に、あの異世界に入り込んだ瞬間に現実が“剥がれる”演出。
これね、ホラーじゃなくても震える演出力だと思うんですよ。
ああいうの、ゲームで体験したらきっと腰抜かしてる自信ある(笑)
(キョウはホラーゲームは未経験。ていうか無理!)


ホラー苦手でも観れちゃう理由
なんで今回はそんなに怖く感じなかったのか?
キョウ的には、ストーリーがしっかりしてたのが大きいと思います。
ホラー映画って、ただ“怖がらせるだけ”ってパターンも多いけど、
この『サイレントヒル:リベレーション』は、主人公の旅の目的が明確なんですよ。
「父親を助ける」「自分の過去と向き合う」っていうドラマ性があって、
観ていて“ホラー耐性が低くても”ちゃんとストーリーを追えるんです。
……まぁ、それでも「見てはいけない場所」系の描写では、やっぱり一瞬目をそらしちゃうんですけどね(;^ω^)

父ちゃんの行方、気になるやん
で、で、で!!!
キョウ的に一番モヤったのはココですよ。
父ちゃんの扱いが、急に軽くなった問題。
最後まで観て「これってハッピーエンドでいいんだよね?」とは思ったけど、
父親どうなったの!?
え、置いてきた?
また取り戻しにいく流れ?
そしたら次回作あるの!?
って、無限ループ発動しかけた(笑)
でも、その“すべてがスッキリ終わらない”ってのがサイレントヒルっぽいのかも。
世界観的にも「心にモヤを残してナンボ」って感じがするんですよね。
おかげで夜な夜な考えてしまって、寝不足気味だったりします。

まとめ:怖さダウン、でも物語としての完成度はアップ!?
- 前作ほどの怖さはなかったけど、見ごたえあり!
- ピラミッドヘッド、まさかの活躍にビビる
- サイレントヒルの世界観はやっぱりすごい
- ストーリー性が高くて、ホラーが苦手でも楽しめる
- 父親のその後が気になりすぎる……
というわけで、『サイレントヒル:リベレーション』、
ホラーだけど“そこまで怖くない”、意外と見やすいサイレントヒルでした!
キョウ的には、「ホラー苦手だけどちょっと観てみたい」って人にオススメしたい1本です。
そしてできれば…観終わったあと、誰かと「怖くなかったよね!?」って言い合いたい(笑)
怖くないよね?怖くないってことにしよう!?(圧)
ではでは、また押入れから何か出てきたら、報告しますね〜( ^∀^ )
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