▶日経新聞「グーグルクラウド、日本でシステム会社とサービス開発」記事はこちら
最近ニュースで見かけたこの話題――
「グーグルクラウドが日本のシステム会社と一緒に新サービスを開発するらしいぞ!」
っていう情報が出てきてさ、あれ? ちょっと前にも似たような話見たな?と思って深堀りしてみたら、
これ、実は今、日本中で静かに起きてる“クラウド覇権戦争”の一手だった!
いやいや、そんな大げさな…って思うじゃん?
でも調べれば調べるほど、「グーグル、マジで日本市場に本気出してきたな…」と震えたよ(^^;)
というわけで今回は、俺キョウがこのグーグルクラウドの動きと、それに乗っかる(というか巻き込まれてる)日本のシステム会社たちの舞台裏を、ボケとツッコミ多めに、ちょっとだけマジメに解説していくよ!
グーグルが“裏方と手を組んだ”というインパクト
さて、このニュースで一番ポイントなのは…
グーグルが「自社で全部やる」から「日本のSIerと手を組む」方向にシフトしてきたってこと。
いやこれさ、「グーグルって全部自前でやってそうじゃん?」「超天才のエンジニアがカチャカチャってやって終わりでしょ?」って思ってた人、俺だけじゃないよね?(笑)
ところがどっこい、最近のグーグルクラウドは
- クラウドエース株式会社
- アイレット株式会社(cloudpack)
- 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)
- ウルシステムズ株式会社
- 日本情報通信株式会社(NI+C)
- G-gen株式会社
…などなど、もう「どこのSI同盟!?」ってくらい、各社と提携して共同開発・共同サービス提供を始めてる。
これはね、裏を返すと「日本市場、難しすぎんだわ…」ってグーグルが本音漏らしてるようなもんじゃないかなと。
だってさ、
- 顧客「よくわからんけど、御社で全部やってくれる?」
- ベンダー「いや、クラウドはお客様が構築するものです」
- 顧客「いやいやいやいや。まるっと頼むから」
っていう、この“丸投げ文化”が残る国ニッポンですよ。
そりゃね、クラウド先進国のような「DIYで組んで運用も自分で!」なんて思考、なかなか根付かんて(^^;)
ってことで、グーグルは方針を転換。「じゃあ、地元の信頼されてるSI企業と一緒にやればいいじゃん」ってなった。
結果として、「グーグルの技術」×「日本企業の信頼と泥臭い運用力」っていう、なかなか面白いハイブリッド構成になってきてるわけ。


連携してる企業たち、何してるの?
で、さっき挙げた各社の役割だけど、ざっくりまとめるとこう。
企業名 | 主な役割 |
---|---|
クラウドエース | Google Cloud導入・構築支援、生成AIまでカバー |
アイレット(cloudpack) | アプリ開発・UI/UX・運用までワンストップ |
CTC(伊藤忠テクノ) | アジャイル×UXデザインの融合開発 |
G-gen | GCP導入やセキュリティ構築の実務部隊 |
ウルシステムズ | 内製化コンサルのプロ集団 |
NI+C | Google Cloudサポートの“代行窓口” |
もうね、グーグルクラウドを中心にした“クラウド戦隊ゴークラ”状態。
敵(=AWSやAzure)を倒すために、スーツは白じゃなくてカラフルなパートナーで構成してる感じ(意味不明)
でもこの体制、実はすごく理にかなってるんだよね。
日本企業って「誰かの顔が見える安心感」がないと動かない。
だからクラウド単体より「サポート付き」の方が安心なの。自販機じゃなくてコンビニで買いたい的な心理。
こうやって考えると、グーグルが「自社で全部やるのやーめた!」って言ったのは、むしろ柔軟で賢い判断だったのかも。
で、日本の中小企業はどうするの?
ここまで読んで「ふーん、大企業とグーグルが組む話でしょ? うちは関係ないし…」って思ったそこのあなた!
わかる。めっちゃわかる。(^^;)
俺も最初そう思った。でもさ、ちょっとだけ視点変えてみて?
今回のグーグル×SI連携って、クラウドの“民主化”が一歩進んだって意味でもあるんだよね。
要するに、今までは「クラウド? なんかすごいけどウチには関係ないっす」って思ってた中小企業にも、
「近くのIT会社がまるっとやってくれるよ」って状態になってきてるわけ。
例えば、地元のITベンダーがクラウドエースとかG-genと提携してるとするじゃん?
そしたら、クラウド導入も「じゃあウチで支援しますよ〜」って流れになる。
もう、「うちはサーバーのある会社じゃないと…」って言ってたあの頃とは違う。
“クラウドが怖くない時代”がようやく来たって感じ。いや、長かった!


クラウド戦争は、もはや“安心感”の勝負
ここでちょっと視点を引いてみよう。
クラウドサービスって、基本的に「AWS」「Azure」「Google Cloud(GCP)」の3強だよね?
で、AWSは「先行者で超王者」。Azureは「Microsoft製品との相性最強」。
じゃあ、グーグルは?
技術は一級品だけど、サポートや導入のしやすさでは後発だった。
だからこそ、今回の“パートナーシップ戦略”が生まれた。
つまりこれ、例えるなら…
- Amazon(AWS)= 何でも揃う巨大ショッピングモール。広すぎて迷う。
- Microsoft(Azure)= 昔からの友達。付き合い長いから楽。
- Google(GCP)= めっちゃイケてるけど、人見知り気味の転校生。
で、GCPが「転校先で人気になるには…まず学級委員(=SIer)と仲良くなるしかねぇ!」ってなってる状態。
…わかりにくい例え? うん、俺もそう思う(^^;)
でも実際、クラウド市場って「どこが安いか」よりも、
「どこが安心して任せられるか」の戦いに入ってるんだよね。
料金とか性能って、正直、どのクラウドも大差ないレベルに来てるし。
だから今の争点は“誰が日本のユーザーに寄り添えるか選手権”なんだよ。


生成AIとの連携も見逃せない!
もうひとつ、今回のグーグルクラウド戦略で外せないのが生成AIの活用。
特にクラウドエースなんかは「GCP×生成AIソリューション」を本気で売り出してて、
問い合わせ件数も2024年から急増中って話。
生成AIっていうとChatGPTばっかり注目されがちだけど、実はグーグルもすごいんだよ。
「Gemini」っていう独自の生成AIを展開してて、これがGCPと完全連携できる。
このAIを業務アプリに組み込んで「社内ナレッジ検索」とか「自動要約」とか、
いわゆる“AI秘書”をつくる動きもめちゃくちゃ増えてきてる。
つまり、今回のSI連携って、
- クラウド導入で終わりじゃなくて、
- その上でAI活用のレベルまで日本企業を引き上げていく
っていう戦略なんだよ。
うわ…グーグル、戦略うますぎかよ(^^;)


考えてみよう:クラウドって“遠い存在”じゃなくなってるかも
正直、俺も最初は「クラウドって難しそうだし、やる意味あるの?」って思ってた。
でもこうやって日本の会社とガチでタッグ組んでる姿見ると、
「あれ? これって俺たち中小企業や個人事業主でも使えるようになってきたんじゃね?」って思えてくる。
しかも、クラウドってただの“サーバー置き場”じゃなくて、
AIの土台になったり、業務効率化のカギになったり、かなり広範囲な武器になってきてる。
もちろん、まだまだ導入にはコストもハードルもあるけど、
それを「一緒に乗り越えましょう!」って言ってくれる企業たちが出てきたってのが、今回の大きなポイントなんだよね。


じゃあ俺たちはどうする?小市民的クラウドライフのススメ
最後に俺からの問いかけ。
「クラウド」って言葉、もうちょっと身近に感じてみない?
Dropboxでファイル共有したり、Gmail使ってたり、実はもう俺たち全員クラウドユーザーなんだよ。
あとはちょっとだけ踏み込んで「業務にも活かしてみようかな?」って思うかどうか。
ちょっとしたツールでも、生成AIでも、フォーム自動化でもいい。
クラウドって、今や“大企業のための高級機材”じゃなくて、“町工場の裏の頼れる工具箱”にもなってる。
だから、「うちなんて関係ないよ〜」じゃなくて、
「使えるところだけ、ちょっと使ってみる」という姿勢が、これからの正解かもしれない。
俺もまだ勉強中だけど、なんか最近、ITって「遠いものじゃない」って感じてる。
小市民でもIT武装する時代、来たかもね!(^^)
というわけで、今回は「グーグルクラウド×日本企業の静かな革命」について、クラウド戦隊ゴークラ(勝手に命名)と共にお届けしました!
感想とか「うちでも使ってるよ〜」って情報あったら、ぜひ教えて〜。
じゃ、また次回!



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