▶GIGAZINE「Google、SamsungにAI『Gemini』をデフォルト搭載させるために巨額支払い」
いや〜〜、Googleさんよ…。今度はAIで「お金の力」大発動ですか?
スマホの電源長押ししたら出てくるやつ、BixbyじゃなくてGeminiに変えるために、Samsungにドカンと金を積んでたって話。これはなかなか…火薬臭いニュースですよ(^^;)
てかさ、なんで「AIアシスタント変えるのに金払う」って構図になるんだ?って最初は思ったけど、背景を知れば知るほど、Googleの“生存戦略”そのものなんだよね。
今回は、例によって俺キョウが!Googleの懐具合とGemini戦略の裏側をズバッと解説していきます。
GoogleがSamsungに“月額支払い”?しかも広告収益もシェア?
まず衝撃だったのが、GoogleがSamsungに「Geminiをデフォルトにしてね」ってことで月額でお金を支払っているって点。定額サブスクかよ!!(違う)
記事によると、この契約は2年間で、毎月の固定支払いに加えて、Gemini経由で得られた広告収益の一部もSamsungに渡すという、いわば「AIアシスタントの権利使用料+歩合ボーナス」みたいな感じ。うん、これ営業マンだったらテンション上がるやつ(笑)
で、さらに衝撃なのが、Samsungが発表した2025年のGalaxy S25シリーズでは、電源ボタン長押し=Gemini起動という設定に変更されているってこと。あのBixbyはどこへ…?
いやね、Bixbyも頑張ってたと思うんですよ? でも結局「存在感なさすぎて愛着も湧かなかった」って感じ。
そこに登場したのがGemini。Google先生のAIチャットボットで、対話型で情報検索したり、タスクをこなしてくれたりと、まぁ便利なんです。
でも、だからってさ、お金で「デフォルトの座」を買うってどうなの?
え、それがGoogleのやり方? はい、確かにそうですね(^^;)


「競争的な提案だった」とGoogleは言うけど…ほんとぉ?
この件に関して、Googleは「いやいや、うちだけじゃないですよ。MicrosoftとかMetaとか、OpenAIとか、他の会社もSamsungに提案してたんです。うちのも“競争的な提案”だったんです!」って言ってるんだけど…
いや、それって「みんな告白してたけど、俺が一番高いプレゼント渡したから付き合えた」みたいな話じゃない?(笑)
それって純愛なの?それとも…札束の暴力なの?(^^;)
しかも今回の報道って、Googleが独占禁止法違反で訴えられてる裁判の中で出てきた情報なんだよね。つまり、「デフォルトの座を買いまくってないか?」って疑われてるわけです。
実際、過去にもGoogleは、Appleに対してSafariのデフォルト検索エンジンの座を守るために、毎年1兆6500億円近くを支払ってるって報じられてます(GIGAZINE調べ)。
さらに、Google PlayをデフォルトにするためにSamsungに支払ってた総額も1兆2000億円(!)とも言われてて…
おいおい、Googleの財布、どんだけ深いんだよ。


「デフォルトの座」ってそんなに重要なのか?→めっちゃ重要でした
ここで素朴な疑問。「デフォルトにするだけで、そんなお金払う意味あるの?」ってとこ。俺も最初は「そこまでしてGemini使わせたい?」って疑問だった。
でもよく考えてみて。スマホの電源長押しした時に出てくるアシスタントって、ユーザーにとっては“無意識の導線”なんだよ。
つまり、「意識しなくても、気づいたら使ってる」っていう超・強力な初期設定の力。しかも一回使い始めたら、よほどのことがない限り、他のアプリに乗り換えたりしないでしょ?
(俺なんて、Chromeの検索バーがあるだけでGoogleしか使ってない気がする…)
この“デフォルト支配力”があるからこそ、Googleは多額の資金を投下してでもその座をキープしたい。特に今回のように、AIアシスタントという新しい戦場では、最初にポジションを取ることが超重要。
「誰が主導権を取るか?」で、将来のエコシステム全体の形が決まっちゃうわけです。
…ってことは、うん。これはもう、ビジネスというより戦争だね。しかも情報の戦争。


じゃあ実際、過去にも“お金でデフォルト”やってたの?→はい、やってました
実は今回の件、Googleにとって初犯じゃないんです。
過去にも似たような事例がザクザク出てくる。
- Googleは、AppleのSafariでGoogle検索をデフォルトにするために、年間1兆円以上を支払ってた。
- AndroidスマホでGoogle Playストアをデフォルト化するため、Samsungに4年で1兆2000億円払ってた(Epic Gamesとの裁判資料より)。
- AmazonのFireタブレットで、BingではなくGoogle検索を使わせようとしてたという証言も。
……え、これってもう「検索の天下取り合戦」じゃない?(笑)
ちょっと例えるなら、「村の入口に唯一の自販機があったら、みんなそこ使う」って話で。そこに置かれたのがGoogleかBingか、ってだけでもう勝敗決まる。
で、それを狙ってGoogleが「自販機置かせてくれ!代わりに1兆円払うから!」って言ってる感じ。いや〜、庶民には一生縁がなさそうな攻防戦である…(^^;)


俺たち小市民にとって、これって何が問題なの?
ここで、いつもの“小市民フィルター”をかけてみよう。俺らの生活にとって、このGoogleの戦略って何が問題なのか。
結論から言うと、「気づかないうちに選択肢を奪われてる」ってこと。
例えば、ある日新しいスマホを買ったとして、電源入れてAIアシスタントを使おうとしたら最初からGeminiが出てきて、「こいつ便利じゃん!」ってなったら、それ以上他を探そうとしないよね?
でも、裏ではGoogleとSamsungが契約してて、他のAI(例えばMicrosoftのCopilotとか、OpenAIのChatGPT)が“選択肢として排除されてた”としたら、それってちょっと怖くない?
もちろん、ユーザーが設定変えれば他のアプリも使える。でもそれって、わざわざ「変えよう」と思わないとできないんだよ。
しかも今回、裁判で問題になってるのは「市場支配力の濫用」。要は、「金の力でデフォルトにし続けることによって、ライバルを潰してるんじゃないか?」って疑惑なわけです。
もしこれが「違法」とされたら、Googleのビジネスモデル自体がヤバくなる。だって今まで「デフォルトの座をお金で買ってユーザーを囲い込む」っていうのが基本戦略だったから。
つまり、これからの裁判の行方次第で、GoogleのGeminiも、Androidの未来も、ごっそり変わる可能性があるわけですね…!


まとめ:Google vs 世界。AIの戦争は「初期設定」で決まる?
- GoogleがSamsungに月額でお金を払い、Geminiをデフォルトにした。
- 広告収益の一部もSamsungに提供→「お金でデフォルトの座を買う」構図。
- 過去にもAppleやSamsungに対して巨額支払いの前科あり。
- 裁判で「それ独占禁止法的にアウトじゃね?」と問題視され中。
- 小市民の俺たちは、「いつの間にか選択肢を狭められてる」現実を自覚しよう!
AIの時代、いかに「最初にユーザーの目の前に立つか」が勝負になるわけで…
それを争ってるのが、今のGoogleとその他AI企業たちの戦いなんだよね。
なんかさ、スマホの設定とかボタン長押しとか、日常のちょっとした動作にも、巨大なビジネスの裏側があるって思うと…ちょっとゾッとする(^^;)


…で、俺たちはどうする?何を選ぶ?
正直、「Geminiでもいいんじゃね?」って思ってる人、多いと思うんだ。便利だし、見た目もスッキリしてるし、Googleのアカウントとも連携してくれるし。
でもさ、それって本当に「自分で選んだ」?
もしSamsungが他のAIアプリを入れてたら、あなたは違う選択をしてたかもしれない。もしボタンの割り当てが違ってたら、Copilotを使ってたかもしれない。
つまり俺たちが今、「便利だな〜」と思ってるこのスマホ体験は、裏で交わされたビジネス契約の結果なんだよ。
それを知ったうえで、「自分で選ぶ」って感覚、大事にしていきたいよね。
AIがどんどん暮らしに入り込んでくる時代。何を使うかは、最終的には俺たちの意思で決めたい。
…と、小市民なりに思った春の昼下がりでした(^^)
さて、みんなはどう思う?
Geminiを押し付けられること、AIの未来、Googleの戦略…
気になったこと、ぜひ教えてね〜!コメント欄でもXでも、待ってます!
(追伸:俺もボタン長押ししたら「晩ごはんの献立」教えてくれるAIが欲しい。主婦か。)



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