たまたまNetflixを何気なく開いたらね、あったんですよ、『ブラッド・ダイヤモンド』。
…やっちゃいました。
こういう作品、心の準備しないで観るとダメなやつだった…(;´Д`)
昔DVD買ったはずなんだけど、なんか怖くて最後まで観れなかった気がする(ビビりかよ) でも久しぶりに観たら…いやぁ、すごかった。心がズドンと重くなるやつ。
ダイヤモンドって、キラキラしてて宝石店とかでガラス越しに「おぉ~✨」ってなるあれでしょ? でも、その裏にこんな現実があるなんて、知ってたようで知らなかった。


ダイヤモンドよりビールが好きな俺が泣いた
キラキラとか、あんま興味ないんですよ俺。 指輪とかもさ、結婚指輪買ったとき「マジで高いなコレ!?」ってビビったくらい。
「小粒でいいよね?指、細いし!」って言い訳しながら選んだあの日を思い出したよ…(遠い目)
でもさ、女性ってダイヤモンド好きじゃない? 俺の奥さんもそう。昔、「ディカプリオ出てるから観たい♡」って言われて買ったんですよ、このDVD。
でも観たら…めっちゃ重いじゃん! とてもじゃないけど「キャー♡レオ様素敵~♡」ってテンションにはならないのよ!


アフリカの現実がリアルすぎてヤバい
舞台は内戦が続くアフリカの国・シエラレオネ。 …って、最初に出てきた時点で俺の「こりゃヤバい映画くるなセンサー」が反応したよね。
レオナルド・ディカプリオ演じる元傭兵の密輸商人が、 ダイヤモンドを巡って命がけの駆け引きを繰り広げるんだけど…
子ども兵士の描写がリアルすぎるんよ…。
親から引き離され、洗脳され、銃を持たされて、 仲間を撃たされて…。 最初は目に涙を浮かべてた子が、いつの間にか目が死んでいくのよ…。
いや、これ映画じゃなかったら無理。 むしろこれが現実に起きてたって知ってるから、なおさらキツイ…(´;ω;`)


「一粒のダイヤに何人の命が宿っているのか」ってこと
多分ね、この映画の一番伝えたいことってそこなんだよ。
美しく飾られて、煌めく宝石たちの裏には、 その石を巡って命を落とした人たちがいるってこと。
男の俺は「ダイヤって高いから買いたくない」って思うけど(おい)、 女性からしたら「プロポーズにはやっぱりダイヤ♡」とかあるじゃん。
でも、この映画観たあとだと、 「…あのダイヤは“ブラッド・ダイヤモンド”じゃないよね?(震)」って確認したくなるよマジで。
もうこれ観たら「婚約指輪どうする?💍」って会話も 「人工ダイヤで良くない?(震)」ってなる。


演技で泣けるってすごい
ディカプリオって、昔は「イケメン枠」で見られてたけど、 今では完全に“本物の役者”よね。
今回の役どころ、ほんとに良かった。 最初は金のために動いてた男が、だんだんと「人間の尊厳」とか「贖罪」とかに向かっていく。
その変化を、セリフじゃなくて“表情”で見せるんだよね。 うわぁ…俳優ってすげぇなって思った。
そしてもう一人の主役、ソロモン(演:ジャイモン・フンスー)。 この人の「父としての姿」、圧倒的でした。
息子を奪われ、家族を守るために戦う姿、 なんかもう、観てて「自分は何を守れるんだろう…」ってなったよ。
あと、女性記者役のジェニファー・コネリーも良いアクセント。 でもキョウ的には…あまりにも“正義感の化身”すぎて、ちょっと距離を感じたかな(^^;)
でもああいう存在が物語の中にいることで、 希望とか、道しるべみたいな役割になってたのは確か。

正直、ハッピーエンドじゃない。でも良かった。
ネタバレになるから詳しくは言わないけど、 いわゆる「全員幸せ♡」では終わらないです、この映画。
でも、それがいい。 むしろ、それが現実的だし、心に残る。
なんかこう、「あぁ、俺って平和ボケしてたなぁ…」って 自分の生活を振り返るキッカケになったというか。
日々の愚痴とか、ちっちゃく思えちゃったんだよね。 「満員電車つらい~」とか「会議長ぇ~」とか言ってたけど、 命のやりとりしてる世界に比べたら、マジで平和すぎる。
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関連リンク: 映画.com『ブラッド・ダイヤモンド』
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