昭和の匂い、ここに極まれり!
いやさぁ、たまに思うんだよね。
「最近の映画って、なんか全部キレイすぎない?」って。
ドロドロもズブズブも、あんまり見かけないじゃん?血みどろで、汗と泥まみれで、でも妙にリアルで、っていうあの感じ。
そんな俺の心のスキマに、ズドンと入ってきたのが…今回紹介する、映画『孤狼の血』!
正直ね、最初にタイトル聞いた時は、
「ん?オオカミ…? なんかファンタジー系なの?」
とか思った俺がバカだったわ!!!(笑)
いやいや、これはガチです。ガチの昭和任侠モノ、魂燃やす系。
今回はそんな『孤狼の血』について、小市民代表(自称)の俺キョウが、あーだこーだ好き勝手に語っていこうと思います!
『孤狼の血』基本情報まとめ|知れば熱量倍増!
- タイトル: 孤狼の血 (ころうのち)
- 公開年: 2018年5月12日
- ジャンル: 日本映画、サスペンス、アクション、犯罪
- 監督: 白石和彌
- 脚本: 池上純哉
- キャスト: 役所広司、松坂桃李、真木よう子、ピエール瀧、江口洋介
- 上映時間: 126分
- 配給: 東映
いや、キャスト見ただけでヤバくない!? もう役所広司がいる時点で「絶対ただ事じゃない感」ムンムン。
しかも若手イケメン枠の松坂桃李も投入してきて、あの爽やかボーイが昭和の裏社会にダイブですよ。 え、桃李くん大丈夫!?って、観る前の俺は正直、心配してた(笑)


あらすじ(ざっくり)|正義も悪も呑み込む街、呉原!
舞台は昭和63年、暴力団対策法成立寸前の広島県呉原市。
地元の尾谷組と、侵攻してきた加古村組がバチバチに火花散らしてる中で、金融会社社員が失踪するって事件が起きるわけ。
で、そこに登場するのが我らが大上章吾(役所広司)。 ぶっちゃけ、こいつ…いや、この人。警察のくせにやることが完全にアウトロー。 暴力団とズブズブだし、違法捜査当たり前だし、もう「正義とは?」って哲学問われるレベル。(笑)
そこへ配属されるのが、新人刑事・日岡秀一(松坂桃李)。
ピカピカの正義感MAXな彼が、大上の無茶苦茶っぷりに振り回されながら、次第に裏社会の深淵に呑まれていく――
っていう、まぁ一言で言うと、 「正義と悪がぐっちゃぐちゃになった沼に飛び込んでみた」 みたいな話です。


導入感想|開始10分で、もう胃が痛い
正直ね、最初の10分で悟った。
「あ、これ、途中でちょっと休憩挟まないと無理なやつだ」って(^^;)
血だらけだし、殴る蹴るは日常だし、 ヤクザが「オラァ!」って怒鳴り散らしてるしで、もう情報量が圧倒的。
しかも広島弁が、もう本気で怖い。
「じゃけぇ言うとるじゃろが!!!」
…(震え)
いや、冗談抜きで、地方にこんな世界あったの?ってマジで思っちゃったよね。(^^;) (広島のみなさん、本当にごめんなさい!!)
でもね、怖いだけじゃないんだ。
この映画、むしろそこから「人間臭さ」みたいなものがじわじわ染み出してきて、観る側もズルズル引き込まれるんだよ。


大上章吾(役所広司)|カッコいいのに、カッコ悪い。それがたまらん!!
いやもう、役所広司さん、最高。
この大上って男、正義か悪かって言われたら、たぶん「どっちでもない」んだよね。
悪いことしてんのに、なぜか応援したくなるという謎現象。
一応、警察なんだよ?肩書きは。
でも捜査方法が完全にアウトロー。 「暴力団とズブズブに癒着して情報引き出す」とか、現代なら即懲戒免職な案件がゴロゴロ(^^;)
でも、でもさ。
誰よりも「この街を守ろう」としてるのは、間違いなく大上なんだよね。
ルール?法令? 「そんなもん守ってたら、この街は腐るだけじゃ」っていう、昭和魂全開スタイル。
もう、そういうとこに痺れるし憧れるし、 「…俺には絶対無理だけど!!」って、小市民魂が大爆発(笑)
特にさ、ラスト近くの大上の行動とか、もう泣けるレベル。 昭和のおっさん、カッコ良すぎ問題。


日岡秀一(松坂桃李)|キラキラ新米刑事、地獄へようこそ
で、そんな大上の相棒(というか巻き込まれ役)が、我らが松坂桃李演じる日岡くん。
配属されたばかりの頃は、もう、ピュア!
ピュアオブピュア!!✨
「正義とは!」「法律とは!」ってまっすぐすぎて、むしろ危ういレベル。
でも大上と行動を共にするうちに、だんだんと「現実」を知るんだよね。
「正義だけじゃ、この街を救えない」っていう、めっちゃ重い現実。
もう、観てるこっちが「頑張れ…!」って祈りたくなる。 (え?俺だけ?いや、みんなも絶対なるって!!)
そしてさ、終盤の日岡くん、めっちゃ良い顔してるんだわ。
最初のキラキラ感どこいった!?ってくらい、男臭くなってる。
松坂桃李、すげぇ俳優だわ…(しみじみ)


見どころピックアップ|小市民キョウ的ベストシーン集
- ◆広島弁バチバチ応酬シーン
あの迫力は正直ビビった。俺なら3秒で泣く。 - ◆大上の「ギリギリすぎる捜査」
いやそれアウトだろ!!!って心の中で100回ツッコんだ。 - ◆日岡の覚醒
「正義とは」って自問自答しながらも、覚悟を決める瞬間。鳥肌立ったわマジで。 - ◆ラストシーン
詳しくは言わないけど…涙腺、崩壊注意報発令中(´;ω;`)
っていうか、全体的にね、 「男ってこういうバカみたいな熱さに弱いんだよなぁ」 って思った。
だってさぁ、大人になってからこういう「不器用だけどカッコいい」人、なかなか出会えないもん。


総評|心して観よ、これは魂をえぐる映画だ!
『孤狼の血』、ただのバイオレンス映画じゃなかった。
血みどろだけど、怖いだけじゃない。
そこに生きる人間たちの「意地」と「覚悟」が、ビリビリ伝わってきた。
あとね、俺的にこの映画から学んだことは一つ。
「正義も悪も、結局は人間が決める」ってこと。
ルールがどうとか、教科書的な話じゃないんだ。
リアルな世界では、正しさってもっとドロドロしてるし、矛盾だらけ。
だから、日岡くんが苦しみながら成長していく姿に、めっちゃ共感した。
あー俺も社会に出たての頃、ああだったなぁ…。 (いや、ヤクザとは無縁だけど!(笑))


まとめ|あなたはどっちの正義を信じる?
というわけで! 映画『孤狼の血』、超おすすめです!!
特に、「最近の映画は綺麗すぎて物足りない」って感じてる人には刺さると思う。
ただし、バイオレンス描写に耐性ない人は要注意!(マジで)
まぁ、俺みたいな小市民は安全なリビングで毛布にくるまりながら観るのがベストかもね!(笑)
ぜひ、あなたも観てみて。 そして、どっちの正義に心揺れたか、教えてくれたら嬉しいな(^^)
コメント欄で教えてね!
「あなたはどちらの正義に共感した?」「どのキャラが好きだった?」
ぜひコメントで教えてね!一緒に『孤狼の血』トークしよう!(^^)
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