「アメ車って、今どき誰が買ってるの?」
って話、聞いたことある? 俺はある。てか、俺自身が内心そう思ってたタイプ(笑)
で、最近日経新聞が出したニュースがまさにそれだったわけ。
『アメ車、日本で一人負け。シェア0.4%。非関税障壁より消費者の壁』
いやいや、“0.4%”って…! なんなら、ちょっと検索してたら「スズメの涙ほどのシェア」とか書いてる人までいたし(^^;) でもちょっと待って?昔は映画とかドラマで見るアメ車、すっごくカッコよくて憧れたじゃん?
俺たちの中にはさ、「カマロ乗ってる=アメリカの男前」みたいな謎の妄想があったんだよ。
なのに、なんで日本じゃ全然売れてないの!?どうして!?
というわけで今回は、キョウがこのニュースにツッコミまくりながら、「なぜアメ車は日本で売れないのか?」を勝手に深掘ってみたいと思います。
かつては“憧れ”、今は“他人事”? アメ車と日本人のすれ違い
まず歴史の話をちょっとだけ。
昔、アメ車って「パワーと自由の象徴」みたいなイメージがあったよね。俺が子供の頃も、テレビで見るアメリカの刑事ドラマには必ずでっかいセダンやマッスルカーが登場してさ。
でもさ、今や日本でのアメ車のシェアはわずか0.4%。 これ、逆にすごくない?見つけたら奇跡レベル。
ちなみに、ドイツ車のシェアは全輸入車の約7割を占めてて、日本で売れる輸入車=メルセデス、BMW、アウディみたいな構図がすっかり定着。
一方アメ車は……って話になると、ジープ以外のブランドってほぼ「レア車扱い」だもんね。
もう「アメ車?ああ、トランスフォーマーに出てたやつでしょ?」みたいな認識すらある(泣)
「非関税障壁ガー」じゃなかった!真犯人は“消費者の壁”!?
アメリカの自動車業界はずっと言ってたの。「日本市場には非関税障壁がある!」って。 確かに昔は「排ガス規制」「認証制度」「部品規格の違い」なんかで輸入のハードルが高かった時代もあった。
でも、今はどうかというと…そのへんはかなりフラットになってるんですわ。
じゃあ、何が“壁”になってるのかというと、日本の消費者の心の壁なんだって。 (いや、心の壁とか言われると急にメンタルの話っぽくなるけど!)
実際、こんな声があるらしい。
- 「燃費悪そうで怖い…」
- 「デカすぎて運転ムリ!」
- 「左ハンドルとか無理ゲー」
- 「故障しそう、パーツなさそう」
- 「ジープはちょっとカッコいいけど、他は…(^^;)」
……ほら、これ、全部“イメージ”の話なんだよね。
実際に試乗したことない人が多いのに、「アメ車=デカくて不便で金食い虫」ってレッテルを無意識に貼ってる。
うん、俺も貼ってた。(←反省)
しかも日本の道って狭いし、駐車場もギリギリサイズが多いから、アメ車のサイズだと本当にキツイ。 このへん、やっぱり生活インフラの違いが大きいよなぁ…。
でもドイツ車は売れてるじゃん?→その理由がまた複雑!
ここでふと疑問が浮かぶ。「アメ車が売れないのはわかった。でも、じゃあなんでドイツ車は売れてるの?」って。
ベンツもBMWも、そんなにコンパクトじゃないじゃん?むしろ高級だし、故障率だって昔はよく言われてたよね?
でも、ドイツ車は「品質がいい」「かっこいい」「モテそう」ってイメージがあるの。
いやモテるかどうかは知らんけど(笑)、ブランド力と信頼性の差っていうのは本当にでかい。
実際、ドイツ車って右ハンドルモデルをちゃんと用意してるし、販売店やアフターサービスの体制も充実してる。 パーツ供給や整備士の教育もガッチリしてて、国産車からの乗り換えでも“安心感”があるわけ。
一方アメ車はというと…
- 「そもそもどこで買えるの?」
- 「修理どこでやるの?」
- 「部品ってすぐ届くの?」
……って感じの“モヤモヤ”が、購入検討の段階で立ちはだかる。
俺が「昔の洋ゲーは面白そうだけど、操作性悪くて断念」ってなった気持ちとちょっと似てる(伝わる?)
“売れるアメ車”の実例:ジープはなぜ生き残ったのか?
ここで、「唯一売れてるアメ車」として名前が挙がるのがジープ。
2023年の販売台数を見ると、ジープブランドだけは約1万台以上売れていて、アメ車界の中では「孤高の王者」状態なんだよね。
なぜジープだけが日本で人気を保ってるのか?
これはね、いろんな要因が絡み合ってるんだけど、ざっくりまとめるとこう:
- デザインがアウトドア好きに刺さる(四角くてゴツいのが今っぽい)
- CMやSNSで“映え”を意識した戦略
- 比較的コンパクトなモデルも増えてきた(レネゲードとか)
- 女性人気もそこそこある(「ワイルドだけど優しい感じ」って言われてる)
あのデザインって、ちょっとレトロでミリタリーっぽいのに、おしゃれな雰囲気もあって、 言うなれば「無骨だけどモテる男子」みたいな立ち位置なんだよね。
つまり、「THEアメリカンマッスル!」って感じのシボレーやダッジとは、アプローチがちょっと違う。
逆に言えば、「日本で売れるアメ車」って、ちゃんと考えれば作れるってことじゃん?
キョウの勝手に考察:アメ車が日本で復活する日は来るのか?
ここからは俺の妄想モード全開で“勝手に考察”していくよ。
ぶっちゃけさ、アメ車が日本で復活するには「文化としての再構築」が必要だと思うんだ。
単に「車を売る」ってだけじゃなくて、「アメ車に乗ることがクールだ」と思わせるストーリーがいる。
だって現代の日本、若者はそもそも車にそんなに興味ないし、カーライフよりサブスクライフだし。
そんな中で「でっかくて燃費悪いアメ車どうですか?」って言われても、そりゃ「いえ、間に合ってます」ってなるよね。
つまり、「所有する価値」と「周囲からの共感」をどう生み出すか、そこがカギ。
たとえば:
- ポップカルチャーとの連動(映画・アニメ・ゲーム)
- アメ車を軸にしたライフスタイル提案(キャンプ、DIY、サーフ系)
- EVモデルで攻める(テスラ的アプローチ)
ちなみに今、フォードは再参入を模索してるっていう噂もあるんだけど、今度こそ“ちゃんと右ハンドル出して”“日本の道を想定して設計して”って、頼むからしてほしい(切実)
もう“海外で売れてるからこれでいいでしょ”じゃ、日本のユーザーは動かないのよ…。 俺たち、思ってるより“めんどくさがり”で“保守的”なのよ…。そこが味噌。
まとめ:アメ車がくれた教訓は「ニーズに合わせる勇気」だった
というわけで、日経の「アメ車シェア0.4%」ニュース、けっこういろんなことを考えさせられる話だったよね。
- アメ車はデザインも個性的でカッコイイのに、日本では不便で売れない。
- “非関税障壁”じゃなく、“消費者の壁”が原因だった。
- 日本市場は“高品質”“信頼感”“右ハンドル”“ちょうどいいサイズ”を求める超実用主義!
- でもジープだけは“文化”として浸透して、ちょっとずつ売れてる。
これは単なる自動車の話じゃなくて、グローバルビジネス全般にも通じるよね。
「自分たちの“常識”が、別の国では“非常識”になる」っていう教訓。
俺たちの仕事でも、趣味でも、人間関係でも同じ。
「俺の当たり前が、他人の非常識」なんてこと、しょっちゅうある。
だからこそ、相手の立場や文化をちゃんと想像して、柔軟に合わせられるって大事なんだなぁ…って。
いや、ちょっとマジメに語っちゃったけど(笑) でもこれ、アメ車だけの話じゃないってこと、ほんと忘れないでいたい。
さて、あなたはどう思う?“アメ車に乗る”という選択
というわけで今回は、「アメ車がなぜ日本で売れないのか」を勝手に深掘りしてみました。
たしかに今はアメ車って“遠い存在”に見えるけど、もしこれからアメリカメーカーが本気で“日本に合った車”を作ってくれたら……ちょっと気になってくるかもよ?
ちなみに俺、もし「日本専用設計の右ハンドル・コンパクトEVのカマロ」が出たら…… 正直、めっちゃ揺れる(笑)
ということで、最後にあなたにも問いかけたい。
「あなたが“車を選ぶ”とき、大事にしてるのは何ですか?」
デザイン?ブランド?維持費?燃費?安心感?ワクワク感?
その答えが、もしかしたらアメ車復活のヒントになるかもしれないよ。
ではまた!(^^)
……あ、次回は「軽自動車がなぜ世界最強なのか?」について書くかも(笑)うそ。。。

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