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現代の錬金術?CERNで鉛から金への変換が観測される

▶GIGAZINE「鉛から金へ変換する『錬金術』がCERNの大型ハドロン衝突型加速器で観測される」

ついに科学が中世の夢を叶えた!?CERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)で、鉛から金への変換が観測されたってニュース、聞いた?

「え、マジで?錬金術って本当に可能だったの?」って思ったそこのあなた。安心して、俺も最初は「またSFネタか?」って疑ったよ(笑)。でも、これがガチの科学ニュースなんだよね。

というわけで今回は、俺キョウがこの驚きのニュースを深掘りして、わかりやすく(そしてちょっと面白く)お届けするよ!

鉛から金へ?CERNの実験とは

まずは事実確認から。CERNのALICE実験チームが、LHCを使って鉛原子核をほぼ光速まで加速し、わずかにずらして衝突させる「超周辺衝突」を行ったんだ。

このとき、鉛原子核の強力な電磁場が光子を生成し、その光子が別の鉛原子核と相互作用することで、鉛原子核からいくつかの陽子と中性子が放出され、金原子核に変換されるという現象が観測されたんだよ。

この過程は「電磁解離」と呼ばれていて、まさに現代の錬金術って感じだよね。

どれくらいの金ができたの?

2015年から2018年の実験期間中に、1秒あたり最大約89,000個の金原子核が生成され、合計で約860億個の金原子核が生成されたんだって。

でも、質量に換算するとわずか0.000000000029グラム。しかも、生成された金原子核も非常に短寿命で、すぐに他の粒子に崩壊しちゃうんだ。

つまり、実用的な価値はないけど、科学的にはめちゃくちゃすごい発見なんだよね。




なぜこの実験が重要なのか

この実験は、原子核物理学における電磁相互作用の研究に貢献する可能性があるんだ。

また、LHCのような巨大な加速器を用いることで、宇宙初期の状態を再現したり、未知の現象を観測したりすることが可能になるんだよ。

つまり、今回の実験は、科学技術の可能性を示すとともに、人々の科学への関心を喚起するきっかけになるかもしれないね。

まとめ:科学が錬金術の夢を実現

  • 鉛から金への変換がCERNのLHCで観測された。
  • 生成された金の量は極めて微量で、すぐに崩壊してしまう。
  • この実験は、原子核物理学の研究に貢献する可能性がある。
  • 科学技術の可能性を示し、人々の科学への関心を高めるきっかけになるかもしれない。

というわけで、今回は現代の錬金術とも言えるCERNの実験について紹介したよ。

科学の世界って、本当に驚きがいっぱいだよね。これからも、こういう面白いニュースをどんどん紹介していくから、楽しみにしててね!




過去の錬金術と何が違うの?

「そもそも錬金術ってなんなの?」という人のために、ちょっとだけ歴史のおさらい。

錬金術は、中世ヨーロッパや古代中国、アラビア世界で「鉛とか安い金属を金に変えたい!」という夢を追い求めた謎の学問(?)です。胡散臭い魔法みたいに思われがちだけど、当時はガチで研究されてたんだよね。

でも、もちろん現実的にはムリ。だって、元素自体を変えなきゃいけないから。

原子番号82の鉛を、原子番号79の金に変えるなんて…って、ちょっと待って?今回の実験、まさにそれじゃない!?(°д°)

そう、CERNの科学者たちがやったのは、中世の夢を「魔法」じゃなく「物理」でやってのけたという話なんだ。しかもちゃんと論文付き。すごすぎか。

でもさ、実用化できたらどうなるの?

はい、ここでよくある質問。「じゃあ、これを使って金を大量生産できたら億万長者じゃね?」

…そう思うよね。俺も思った。てか、思った瞬間すでに「俺、秘密裏に装置を手に入れて…」って妄想始まってた(笑)

でも、実際にはその夢、速攻で粉砕されるのよ。

  • LHCの建設費:約1兆円以上
  • 維持費:年間数百億円
  • 生成される金:0.000000000029グラム(しかもすぐ壊れる)

…はい終了ー!(チーン)

要するに、コスパ悪すぎ。金ができても、それを回収する前に粒子が崩壊して「金どこ行った?」状態になる。

ビジネスにはならないけど、夢は見せてくれる。うん、それってちょっとだけロマンティックじゃない?(笑)




なんでこんな研究してるの?→小市民の勝手に考察コーナー!

じゃあさ、こんな儲からない実験に、なぜ世界トップの頭脳とお金が投入されてるのか。

答えはたぶん、「人類の好奇心」だと思うんだよね。

CERNって、「宇宙の始まりを解明する」って目的で作られた機関でさ。ビッグバンの直後って、今とは全然違う世界だったわけで。そんな時代の物質や現象を再現しようとしてるわけよ。

で、鉛から金になるプロセスも、その一環で「超高エネルギー状態で何が起きるか?」を調べてるうちに見つかった副産物って感じ。

つまり…錬金術は副産物!そっちかーい!(笑)

でも逆に考えると、「ついでに金できちゃった」ってのがすごいんだよ。人類の探究心、やっぱりバケモンレベル(^^;)

ちなみに他にも面白い実験が山ほど

LHCって他にもいろんな実験やってるんだけど、たとえば…

  • ヒッグス粒子の発見:2012年に「質量の起源」とされるヒッグス粒子を観測して話題に
  • 反物質の研究:SFでおなじみ「反物質」を作って性質を調べてる
  • クォーク・グルーオン・プラズマ:宇宙誕生直後の超高温状態を再現しようとしてる

もうね、スケールがデカすぎて「はい? 俺の悩みってちっちゃ…」ってなるレベル。

てか、俺なんか今日「冷蔵庫に納豆がない!」って真剣に落ち込んでたのに。宇宙の始まり再現してる人たちにマウント取られたわ(泣)




結論:金ができても財布は増えない。でもロマンは無限大

今回の実験、ぶっちゃけ「金ができたぞー!」っていうより、

「科学の力で中世の夢を一瞬だけ再現できた」ってことに価値があるんだと思う。

それにしても、金って言葉のパワーすごいよね。この記事のタイトルも「金」って入ってるだけで2倍くらいクリックされそう(^^;)

ちなみに、俺は「金」より「時間」が欲しい派です。あとできれば「髪」も…(いや余計なお世話だ!)

さて、あなたならどう使う?

もしLHC並の装置を手に入れて、金を生み出せるとしたら…あなたは何に使う?

俺?…まずローン返して、次に焼肉行って、最後はたぶんガチャ課金だな(小市民)

でも、現実はやっぱり甘くない。

だからこそ、こういう夢のあるニュースにワクワクするんだよね。たとえ一瞬で崩壊する金でも、「あ、できた」ってだけで、ちょっと幸せになれる気がする。

てことで今回は、「現代の錬金術、CERNで爆誕!でも実用化は無理!」っていう、夢とロマンと現実が全部詰まった話でした(^^)

いや~、やっぱ科学って最高!また面白い話あったら勝手に掘り下げるね。

感想とか、「俺だったらこう使う!」って妄想あったらぜひ教えて~!

(追伸:本気でLHCの見学ツアー行ってみたい。スイス遠いけど…(泣))




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