第1回では、「ポートフォリオ」ってそもそも何?っていうところから、どんな分野でどう使われているのか、その“ざっくり全体像”をキョウ節で解説していきます。
「ポートフォリオ」って聞いて、何が思い浮かぶ?
最近やたらと「ポートフォリオ」という言葉を見かけるんですよ。就活でも投資でも経営の話でも、なんか「ポートフォリオ戦略」とか言われてるし。
でも、正直なところ…
「なんとなく分かった気がするけど、実はちゃんと説明できない」
って人、多いんじゃないでしょうか。…はい、俺もそうでした(´・ω・`)
でもね、よくよく調べてみると、この言葉ってめちゃくちゃ“深い”んですよ。
しかも、金融の人だけじゃなくて、ビジネスしてる人にも、そして…意外と普通に生きてる小市民にも! 役立つ考え方だったりします。
「組み合わせ」と「管理」がキーワード
まず、ざっくり言ってしまうと。
ポートフォリオ = 「複数の要素のバランスをとって目的に向かうための“戦略的なセット”」
例えば、投資の世界だとこうです。
・株式ばかり持つのは怖いよね?
・だから債券や不動産も混ぜておこう!
・でもって、外国の資産も少し足しておこうかな〜
…という感じで、いろんな種類の資産をバランス良く組み合わせて「リスクを分散しながら、利益も狙おうぜ」という考え方。
これがいわゆる「投資ポートフォリオ」です。
で、これと似たような考え方が、会社の経営にもあるんです。
例えば、「うちの会社、今はスマホ事業がメインだけど、最近売上落ちてきたよね?じゃあ、次の柱になる事業を育てよう」とか。
まさにこれが「事業ポートフォリオ」。
つまり、“複数の事業”を管理して、どこに力を入れて、どこはやめるか?を戦略的に考えるって話。
ポートフォリオ=単なる「一覧表」じゃない
ここ、意外と誤解されがちなんですが…
ポートフォリオって、ただ「たくさん持ってるよ!」っていうコレクション報告じゃないんですよ。
大事なのは「どう管理するか?」。
つまり、「目的に合わせて」「バランスを取りながら」「リスクも考えて」組み合わせていく。
この戦略的な考え方が、ポートフォリオの“肝”なんです。
いろんな世界にある「ポートフォリオ」たち
で、この考え方、実は他の分野でも普通に出てきます。
- スキルポートフォリオ:自分の技術や資格、経験を整理して見せる
- プロジェクトポートフォリオ:会社で進行中のプロジェクト群をまとめて管理する
- 教育ポートフォリオ:学習成果を記録して、成長の軌跡を見える化する
要するに、「たくさんのモノを、戦略的にまとめて活かす」って話ですね。
だから、ポートフォリオって別に投資家専用の言葉じゃないんです。わりと誰にでも関係ある概念なんですよ。
じゃあ、なんでそんなに重要なの?
理由はカンタン。
「一個に頼るの、怖すぎる」からです。
例えば、株式一本に投資してて暴落したら…はい、ゲームオーバー。
事業も同じで、ひとつの収益源に依存してると、何かあったときに会社ごと傾きます。
リスク管理の基本は、やっぱり「分散」。
そして、分散するってことは、全体のバランスも大事になる。
ここで必要になるのが「ポートフォリオ」という考え方なんですね。
つまり、ポートフォリオってこういうこと
ポートフォリオのイメージ図(ざっくり)
[個々の要素]
└ 株式 / 債券 / 不動産
└ 製品A / 製品B / 製品C
└ スキルA / スキルB / スキルC
↓↓↓
[目的に応じて、戦略的に組み合わせ]
⇒ リスクとリターンをバランスさせる
⇒ 成長性と安定性を両立させる
⇒ 自分の目標に向けて調整し続ける
キョウ的・小市民的まとめ
俺はね、「ポートフォリオ」って言葉に最初すっごくビビってました。なんか“意識高い人”専用の用語って感じで(^^;)
でも、実際はすごく実用的な概念だった。
それどころか、日常生活にも使える“思考のフレーム”なんですよ。
たとえば、お昼ご飯を考える時に「カロリー」「栄養」「財布事情」のバランスとってる時点で、あなたもポートフォリオ組んでますからね!?(笑)
次回予告:投資と経営、それぞれの「ポートフォリオ管理」ってどう違うの?
ということで、次回はいよいよ本題の核心へ。
「投資ポートフォリオ」「事業ポートフォリオ」って、具体的にどういう風に構成されてるの?」という話を、図や比喩を交えて解説していきます!
真面目な話もするけど、俺的ツッコミも入れながら進めるので、肩の力を抜いて読んでくださいね♪
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