▶日本経済新聞「血液細胞から神経細胞づくりに成功、iPS細胞使わず」
は〜い、やってきました科学の時間(^^)
…っていうテンションで読めるかはさておき、今回はね、ちょっとビビるレベルでスゴイ話。
「iPS細胞を使わずに、血液から神経細胞を作った」っていう、慶應義塾大学と藤田医科大学の合同研究チームの発表。
いや、えっ、えっ!?って三度見したわ俺。
だって、神経細胞よ?脳とか脊髄とかにある、あの“再生しない”って言われてた細胞よ?
それを、注射1本の血液から作っちゃいました〜って、なんかもう…時代がSF通り越してファンタジーに入ってないか?
iPS細胞じゃダメだったの?って話
そもそも、iPS細胞って、山中教授のノーベル賞で一躍有名になったけど、万能細胞って呼ばれるぐらい、いろんな細胞に化けるスゴいやつ。
でもね、万能すぎるがゆえに「作るのがめんどい」「時間がかかる」「変な方向に分化しちゃうリスクある」っていう、ちょい難ありな側面もあってさ。
そこで登場した今回の研究。
なんと血液細胞に“NEUROD1”とかいう超重要遺伝子をウイルスで導入するだけで、20日ぐらいで神経細胞ができちゃう!
えっ、早っ。てか、なんかズルくない?(笑)
どこがそんなにすごいの?素人視点でまとめてみた
俺みたいな小市民からしたら、こういう話って「へぇ〜すごいね〜」で終わりがちだけど、ちゃんと考えてみた。
- ①早い:iPS細胞経由だと何週間もかかる→今回は20日
- ②楽:皮膚を切らなくてOK、血を採るだけでいい
- ③情報を引き継ぐかも:元の血液細胞の情報が残ってるっぽい=個人差のある疾患の研究にめちゃ使えそう
要するに、「時短・低コスト・患者に優しい」の三拍子。
この技術、いろんな可能性を持ってるんだよね。
ちょっとここから、真面目に考えてみよ。
神経細胞が大量に作れると、何が起きるのか
俺が最初に思ったのは、「え、それって病気治せるようになるんじゃ…?」ってこと。
たとえば、ALS(筋萎縮性側索硬化症)とか、パーキンソン病とか、アルツハイマーとか…。
「神経細胞が死んじゃう系」の病気って、治療法がほとんど確立されてなくてさ。
そこに「自分の血液から作った神経細胞を戻す」みたいな再生医療ができたら、まじで世界変わると思う。
もちろん、今すぐそうなるわけじゃない。
作った神経細胞がちゃんと働くのか?安全なのか?拒絶されないのか?っていう課題は山ほどある。
でもさ、「希望の種」ってやつだよね。しかも、自分の体から生まれた細胞で。
ちょっとだけ妄想させて…未来の医療ってこうなる?
もしこの技術がちゃんと実用化されたら…
- 病院:「血液1本で、あなたの神経細胞作りますね〜」
- 患者:「よろしくです(軽い)」
- 研究所:「はい、3週間後に脳のパーツできましたー」
- 医師:「移植OK。あ、スマホで予約してね♪」
…いや、さすがにそれは未来すぎ?(笑)
でもそれくらいのイノベーションが、今回の研究には詰まってるってことよ。
創薬研究が激変する未来も見えてきた!
さてさて、今回の技術が「研究室の中だけ」って話なら、すごいけどまぁ遠い話で終わるじゃない?
でも、創薬研究への応用って話が出てきたら、それ、もう市民レベルに影響くるやつだよ。
簡単に言うとさ、病気のある人の血液から神経細胞を作って、その細胞にいろんな薬をかけて反応を見る。
「この人にはこの薬が効く」「こっちは効かない」みたいな。
つまり、オーダーメイド医療(個別化医療)が現実になるってことよ!
しかも、1人分の血液があれば何パターンも薬を試せる。
本物の患者に投与する前に、まず細胞レベルで試せる。
え、それって…
「副作用ゼロ、バチッと効く薬が最初からわかる」ってことじゃない!?
製薬会社さん、これで開発コストも削減できるし、治験前の段階から精度上がるし…これはもう、いいこと尽くし(^^)
ちょっとここで現実に戻ろう:実用化には壁もある
…とはいえ、浮かれすぎもよくない(←すぐ調子に乗るタイプ)
今回の技術は、研究室レベルで「できました!」っていうProof of Concept(概念実証)だから、ここから実用までにはいろんな試練がある。
- 作った神経細胞、本当に“脳の細胞”と同じ?
- 動物に移植してちゃんと動く?
- 人間の身体に入れても安全?
- 拒絶反応は出ない?がん化しない?
ここらへんの検証、何年もかかるんだよね。
だから、焦らず期待しつつ「今後に注目」ってやつだね。
「俺が患者だったら」妄想モード突入(^^;)
じゃあさ、もし俺がパーキンソン病とか神経系の病気になったとするじゃん?
治療法なくて困ってるときに、先生が「あなたの血から神経細胞作れますよ」って言ってくれたら?
…もう、それ、希望でしかないよね?(´;ω;`)
しかも、自分の細胞由来だから「俺だけにピッタリ合った治療」ができるかもしれない。
ってなると、医療=共通パッケージじゃなくて、“パーソナライズ”の時代に突入するってことだよ。
それって、なんか、医療が“自分の人生”にもっと寄り添ってくれる感じして、じわっと感動しちゃうんだよね。
でもさ、俺的にいちばん刺さったのは「非侵襲性」
ちょっと地味だけど、個人的に「うおっ!」ってなったのがここ。
皮膚じゃなくて、血液でOKってところ。
だって、皮膚って「ちょっと取りますね〜」って言われても、ちょっと抵抗あるじゃん?
痛いし、傷残るし、そもそも「それ本当に研究用?」とかちょっと疑っちゃうし(←被害妄想)
でも血液って、定期検診でも普通に採ってるし、「1回で済むなら全然いいっす!」って感じになる。
研究に協力するハードルが下がるってことは、「たくさんの患者さんのデータが集まる=研究が進む」って流れにもつながる。
つまり、社会全体にとっても良いことなんだよね。
「血から脳へ」って言葉の重み
今回のニュース、タイトルに「血液細胞から神経細胞づくりに成功」ってあるけど、「血から脳へ」って言葉がすごく象徴的だと思った。
だって、自分の体の中で最も遠い存在って感じじゃん? 血と脳って。
それが科学の力でつながっていくって、なんかロマンない?
「SFやマンガの世界の話でしょ〜」と思ってたことが、静かに、でも確実に現実になってきてる。
その中で、日本の大学が世界の先端を走ってるってのも、ちょっと嬉しいよね(^^)
まとめ:神経細胞が手に届く未来
- 慶應大学と藤田医科大の研究で、血液から直接神経細胞が作れるように!
- iPS細胞いらずで、短期間・非侵襲・情報保持という三拍子
- 再生医療・創薬・個別化医療に大きな可能性
- まだ実用化には時間がかかるけど、着実に希望が生まれてる
- 俺的には「血から脳へ」というワードに震えた…(笑)
ということで、科学ニュースって堅そうに見えるけど、実は日常にもつながる話がいっぱいあるんだよね。
これが医療の未来の一歩なら、俺たちの明日もちょっとだけ希望に満ちてる気がしてくる。
コメント