最終回では、「ポートフォリオってなんか分かった気がするけど…まだモヤる」って人向けに、ありがちな誤解を徹底的に“ほぐし”ます。
そして、小市民的にも「こう使えるよ!」という応用法を紹介。職場でも転職でも、コンビニでも(?)応用できる思考術、ぜひ取り入れてみてください♪
誤解その1:「ポートフォリオ=リスト」説
これ、めちゃくちゃ多い誤解です。俺も最初そう思ってた。
「保有銘柄の一覧」=ポートフォリオ…みたいな。
いや、違うのよ!
“ただの一覧表”じゃなくて、戦略的な組み合わせ+管理プロセスまで含んで初めて「ポートフォリオ」なんです。
だから、「履歴書の補足資料」とか「自分の作品集ファイル」だけじゃ不十分。
大事なのは、「どんな意図で」「どこを強調して」「どんな目的に向かって」構成されてるか。
…これ、まさに人生設計にも当てはまります。
誤解その2:「分散=リスクゼロ」説
いや、それなら誰も苦労しないって!(笑)
分散って、あくまで「特定のリスクを減らす」効果はあるけど、「すべてのリスクをゼロにする」わけじゃないです。
投資でいうと、いくら資産を分散しても「市場全体が下がる」ときには一緒に沈みます(´・ω・`)
つまり、「分散=安心」ではなく、「分散=備え」なんですね。
誤解その3:「ハイリスクならハイリターン確定」説
これ、結構“勘違いポジティブ”な思い込み。
「攻めれば勝てる!」と思ってるけど、実際は…
- ハイリスク → 当たればデカい
- でも → 外すと地獄
要するに、「振れ幅がデカいだけ」で、期待値が常にプラスとは限りません。
恋愛で例えるなら、「めちゃくちゃ魅力的だけど超気分屋な人」と付き合うリスクみたいな?(笑)
誤解その4:「一度組んだら終わり」説
これも落とし穴。
ポートフォリオって、「一回作って終わり」じゃなくて、「定期的に見直す前提」です。
ライフスタイルが変わる、世の中のトレンドが変わる、投資環境が変わる。
…だったら、ポートフォリオも変えないとね。
放置はダメ。「育てる」「育ちすぎたら剪定する」「新しいものを加える」…これ、園芸と一緒!
誤解その5:「事業評価はマトリクスだけで決まる」説
BCGマトリクスは便利だけど、万能じゃないです。
たとえば、「市場成長率低いし、うちのシェアも小さいから“負け犬”」って判断されがちな事業が、実は隠れた利益源だった…みたいなケース、よくあります。
数字だけじゃ測れない価値もあるんですよ。
従業員の士気とか、ブランドの育成とか。
つまり、フレームワークに頼りすぎず、人の目と現場感覚も大事に!
じゃあ、どう使えばいいの? ポートフォリオ思考、実践編
ここからは、「小市民的にどう使う?」って視点でお送りします。
1. 家計のポートフォリオを見直してみる
- 食費・光熱費・趣味・投資・交際費…どう配分してる?
- 固定費が重すぎて、リスク過多じゃない?
- 非常時に備えた“現金枠”は足りてる?
2. 自分のスキルポートフォリオを可視化してみる
- 技術系:Excel、Python、AI系ツール
- 人間力系:プレゼン、調整力、資料づくり
- 趣味系:料理、イラスト、DIY…etc
全部じゃなくていい。でも、見える化することで「何を育てるべきか」が見えてきます。
3. 仕事の案件も“ポートフォリオ的”に考える
- 安定案件:ルーティン業務、定期収入
- 成長案件:チャレンジ枠、新技術
- ボツ案件:撤退判断…必要です(泣)
全部同じように扱わないで、資源(時間・体力)を“配分”する意識が大事!
4. 食事や趣味もポートフォリオに!?
いやマジで。
- 唐揚げだけ食べ続けたら体壊す
- 推し活だけに全力投資すると…財布が炎上🔥
つまり、健康も、心も、バランスよく。ポートフォリオって、生き方そのものかも…?
キョウ的・余韻と投げかけ
ポートフォリオって、最初は「投資の人が使う難しい言葉」って思ってました。
でも、よくよく考えると…
俺たちは毎日、無意識にポートフォリオを組んでるんですよ。
朝の時間配分もそう。
職場での仕事の割り振りもそう。
趣味と家族のバランスも…そう。
「どう配分して、どう育てて、どう見直すか?」
この問いを持ち続けることが、人生をちょっとだけ合理的に、そしてちょっとだけ優しくしてくれる気がします。
さぁ、あなたの“ポートフォリオ”は、どんな形してますか?
…そろそろ、見直してみません?(^^)
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