「プラザ合意って、何それおいしいの?」から始まる小市民の勝手な経済冒険譚
いやね、正直言うと、この記事読む前の俺の脳内、完全にこうだったのよ。「関税戦争?またトランプが暴れてるの?」「ドル防衛?日本円に優しくしてくれたら何でもいいです!」みたいな。
でも、この記事を読んでいくと…あれ?これ、思ったよりヤバいやつじゃないか?ってじわじわきたんですよ。プラザ合意から40年、またアメリカが同じような“ドル安誘導劇”を繰り返そうとしてる。しかも、トランプさんが関税を武器にして世界中に揺さぶりかけてる感じ。
これは…もうちょっと真剣に考えた方がよくない?と思って、小市民代表の俺が、経済ド素人なりに噛み砕いて考えてみることにしました。
1985年のプラザ合意って、結局何だったの?
1985年、当時のアメリカは「ドル高すぎて貿易赤字がひどい!」と騒ぎ、主要5カ国(G5)に「ちょっと協力してドル安に誘導してくれない?」ってお願いしたんですよ。で、それに日本とか西ドイツが乗っかって、各国が協調してドルを売り、結果としてドル安→円高へ。
この時、日本の円は一気に上がり、輸出企業は大打撃。その後、国内経済はバブルに突入。土地神話とかジュリアナ東京とか、バブル全盛期へまっしぐら(懐かしい…いや、俺リアタイじゃないけどね)。
このプラザ合意、アメリカにとっては「ドル安で赤字解消、イエーイ!」だったかもだけど、日本にとっては「なんか頼まれて通貨操作したら、経済めちゃくちゃになりました…」っていうちょっと苦い歴史。
それが今、また再来?「プラザ合意2.0」だと?
今回のキーワードは「マールアラーゴ合意」ってやつ。名前がゴージャスすぎて一瞬リゾートかと思ったよ…(笑)。でも中身はガチ。トランプ氏が考えてるのは「高関税で脅して、各国にドル安容認させようぜ」っていう強硬スタイル。
これ、まさに1985年の逆リメイク版とも言える内容。ただし、当時のアメリカと今のアメリカ、そして世界経済の構造は全然違う。グローバル化も進んで、サプライチェーンは複雑化。昔のように「通貨操作で全部解決!」ってわけにはいかない。
でもトランプさんは、そういう“複雑さ”とか“国際協調”とか、“お互いにWIN-WIN”みたいなのが大嫌いだから…やるよね、たぶん。関税という名の鉄球ブン回しながら。
トリフィンのジレンマ:ドルが強すぎても弱すぎても困る問題
記事で語られてる中で、個人的に「これ、もっと知られてよくない?」って思ったのが「トリフィンのジレンマ」。ざっくり言うと、「基軸通貨(ドル)を持ってる国は、世界の流動性を提供するために貿易赤字を出し続けなきゃいけない。でも赤字出し続けると、その通貨の信頼が落ちる」っていうジレンマ。
これ、詰んでない?って話(笑)。赤字出さなきゃドルの需要が減って、世界が困る。でも出し続けるとアメリカ国内が困る。「世界のために自分が犠牲に」って、もはやアメリカが聖人君子扱い。
でも現実には、「そんなのやってられっか!」っていうのが今のトランプ流。「赤字が嫌なら、他国の通貨を上げてドルを下げればいいじゃない」的な。ルイ16世もびっくりの無茶ぶり発想。
その結果、関税合戦→報復関税→通貨の応酬→市場混乱→俺たちの生活にツケが回る、っていう…悪循環ループ。
関税合戦、その実例と現場の悲鳴
じゃあ実際、トランプさんが関税を振りかざしてどうなったか?って話を見ていこう。
まず、中国との“関税チキンレース”は有名な話。スマホ、パソコン、自動車部品、そしてアパレルに至るまで、関税がどんどん上乗せされて、気がつけば「これはアメリカ産じゃないと高すぎて買えない」状態に。
結果? 当然、アメリカ国内の物価も上がるし、輸入業者も苦しくなる。企業によってはコスト増でリストラしたり、生産拠点を他国に移したり。まさに“保護主義”の皮をかぶったブーメラン政策。
日本も例外じゃなくて、自動車なんかがターゲットにされると「え? こっちはトヨタで食ってるのに?」みたいな不安が一気に広がる。円高で輸出が苦しくなれば、製造業全体に影響が出て、結局は雇用や給料にも響いてくる。
おいおい、これ、トランプさんの選挙のための“劇場型政策”にしか見えないぞ?(^^;)
「俺たちの生活にどう関係あるの?」って? めっちゃあるよ!
経済の話って、なんか遠い世界の話に感じるよね。「ドルがどうこう」「関税がうんぬん」とか言われても、「俺の財布には何の関係が…」って思いがち。
でもこれ、関税かけられる=モノの値段が上がるってこと。iPhoneが高くなる。服が高くなる。ガジェットが高くなる。小麦や大豆の価格にまで影響が出て、パンや豆腐が値上げになる。
そう、まわり回って俺たちの食卓が直撃されるわけよ。しかもドル安が進めば、円高になって一時的には輸入品が安くなるかもだけど、長い目で見れば日本企業の収益悪化→給料伸び悩み→生活キツくなる、のパターンもあり得る。
つまり、この関税戦争って、俺たちの「晩ごはん」と「給料」と「将来の不安」がセットでやってくる話。
日本はどうする? 小市民なりに考える「国家戦略」
じゃあ、俺たちの国、日本はどう立ち回ればいいんだろう?ってことで、考えてみた。
- ドル依存からの脱却:せっかく円という通貨があるんだから、自国通貨決済の拡大とか、アジア諸国との連携で「脱ドル」依存の第一歩を踏み出すとか?(まぁ簡単じゃないけど)
- 多国間貿易の強化:アメリカ一辺倒じゃなくて、EU、東南アジア、オーストラリア…いろんな国と経済連携協定(EPA)結んで、貿易ルートを多様化する。
- テクノロジーで勝負:関税に左右されにくい分野=ソフトウェア、AI、バイオなどの研究にもっと力入れる!
あとはね、国民として「正しい情報に触れる努力」も地味に大事。感情的な発言や、威勢のいいスローガンだけで判断しないように、自分の頭で考えるクセをつけたい。
うん、まぁ俺もここまで調べるの結構頑張ったよ(笑)
まとめ:世界経済は「劇場型エンタメ」じゃ済まされない
- トランプ政権は、ドル高是正と貿易赤字解消を狙って「プラザ合意2.0」的な動きを仕掛け中。
- 「トリフィンのジレンマ」という構造的な問題に、関税という“力技”で挑もうとしてる。
- その結果、世界経済が振り回され、俺たちの生活にもじわじわ影響が出る。
- 日本は、ドル依存からの脱却、多角的な貿易、先端産業の育成がカギかも。
正直、こういう話って「俺関係ないし」ってスルーしたくなるよね。でも、関税や為替のニュースが、自分の給料や晩ごはんに繋がってるって知ったら、ちょっと考え方も変わるかも。
だから俺は、なるべく分かりやすく、自分なりに勝手に考察してみました。
さて、あなたはどう見る?
このままアメリカが“ドル安誘導×関税ブースト”を続けたら、世界はどうなる?
日本はちゃんと対応できる? 自分の生活にどんな影響がある?
ぜひ、みんなの意見も聞いてみたいです!感想やツッコミ、コメント待ってます!(^^)
(追伸:ちなみに俺のスマホ、もう5年目突入。iPhone高すぎて買い替えられません…トランプさん、頼むから関税やめて)
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