▶日経新聞「日経平均290円高 IHI最高値、『森を見ず木を見る』心理」
いやぁ、今日も株の話題です!(…って、株持ってない人ほど景気の話題が気になるのはなぜなのかw)
5月23日の日経平均が294円高、午前だけで3万7,280円!パッと見「すごい、株バブル再来!?」って思うじゃないですか。
でも、日経の記事を読んでみると…「森を見ず木を見る」投資家心理が蔓延中? どういうこと??
今日はこの「木を見る」投資ブームと、その裏にある現代日本の“投資あるある”を、俺キョウが小市民視点で勝手にツッコミまくってみます。
景気はイマイチ? それでも株は上がる不思議ワールド
まず前提として、2025年の日本株って絶好調に見えるんですよ。ニュースでも連日「最高値更新!」って叫んでるし。
でも…景気回復の実感ゼロ。 物価は上がる、給料上がらない、スーパーで買い物するたびに「は?高っ!」ってなりません?(俺だけじゃないよね?)
なのに株だけは“バブル風味”。これ、ほんと不思議現象。記事でも「株価と生活実感の乖離」に触れてて、妙に納得しちゃいました。
ちなみにこの日の株高、要因はアメリカのPMI(購買担当者景気指数)が良かったことと、FRBのウォラー理事が「利下げあるかも?」と口にしたことらしい。あと、米中の関税交渉が進展…あれ、これ完全に外圧じゃん!(笑)
結局、日本株の運命はアメリカ様次第か…と思いつつ、個人投資家はどう動いてるか?そこがポイントですよね。
「森を見ず木を見る」って、どういう心理?
記事曰く「森を見ず木を見る」とは──
全体相場(森)が不安定でも、有望な個別企業(木)にピンポイント投資しよう!って流れのこと。
うん、わかる。景気が不安、円安・円高、国際情勢もぐちゃぐちゃ…そんな時に「全体に投資!」なんて怖すぎるw
それで「テーマ株」や「個別株」にお金が集中する。
たとえば、防衛関連(IHI、三菱重工)、円高で得する神戸物産、還元強化の三菱HCキャピタルやグンゼ…
これ、完全に「地雷を避けてドラクエの宝箱だけ開けていく」方式ですよね。(俺は大体ミミック引きますがw)
実際、今どんな株が盛り上がってるの?
具体例があると分かりやすい。はい、23日の新高値銘柄、なんと東証全体で80社以上!
日経平均が停滞してる日でも個別銘柄は爆走中…これ、どんだけ“木”ばっかり見てるんだ(笑)
- 防衛株:トランプさんの“ウクライナ放置”発言で世界中が「軍事費増やせ!」ムード。IHIと三菱重工が最高値…いやもう“平和ボケ日本”卒業の空気すら感じる。
- 円高メリット株:米で「トリプル安」が発生、為替は円高へ。円高で得する企業=内需型、神戸物産が人気爆上げ。
- 還元強化株:三菱HCキャピタルやグンゼが大幅増配を発表、高配当狙いの個人投資家が群がる!新NISA効果で「株持ってるだけでお小遣い」現象加速。
…このラインナップ、まるで「キーワードで探す簡単投資!」みたいなノリ。テーマ投資って、楽で流行りやすいんだなぁ…(^^;)
でも、市場全体の“熱気”は正直イマイチ?
ここ大事。株価が上がっても市場の「熱気」は冷め気味らしい。
日経平均は前日下落分を回復しただけで、その後は上値重め。
チャートでいう「200日移動平均線」が上値抵抗線になってて、これって株やってる人なら「ちょっと様子見…」ってなるヤツ。
楽天証券のアナリストも「金利が主役で、株はついていけない状態」ってバッサリ。
つまり、「全員買えー!」な熱狂じゃなくて、「あ、これだけは…」とチョイスしてる人が多いって話。
相関性ガタ落ち=投資家みんなバラバラ行動中!
面白かったのは、りそなHDの武居ストラテジストの分析。日経平均と構成銘柄の“相関性”が0.8→0.1まで急降下!
え、ほぼ「みんな好き勝手動いてる」ってことじゃん(笑)
これ、野球で例えると「全員バラバラにバット振ってる」感じ。もはやチームプレーどころじゃないw
特に海外勢が個別株を物色してるのがポイント。日本株=インデックスじゃなく、「ここ!」って企業にダイレクトアタックする時代らしい。
「株価上がってるのに生活は楽にならない」問題を勝手に考察
ここで一番言いたいこと。
「なんで株価が上がってるのに生活は苦しいままなの?」
はい、みんな一度は思ったことあるでしょ?これ、もう日本社会の“永遠の謎”ランキング第1位(俺調べ)ですよw
- 株価は未来の期待値で動く:半年〜1年先の期待を先取り。いま給料上がらなくても「将来良くなるハズ!」で上がる。…いや、その未来、いつ来るんだw
- 大企業中心の相場:トヨタとかソニーが利益爆上げでも、うちの町工場やパートさんには恩恵ゼロ。株持ってないとただの蚊帳の外…(泣)
- インフレ&賃金の遅れ:物価上昇が賃金上昇に追いつかず。給料据え置きなのにスーパーの特売が消えていくこの恐怖…
- 資産効果は一部のみ:株価上昇でウハウハなのは資産家層だけ。日本は預金信仰が強くて「貯金はあるけど株は…」な家庭が大半。そりゃ景気の実感ゼロですわ。
ぶっちゃけ、株高って一部の勝者だけの“お祭り”みたいな側面も。いや、ちょっと悔しい…(^^;A
じゃあ、なぜ今「森を見ず木を見る」投資家が増えてるの?
なんでこうなったのか、いろんな要素を妄想してみました。
グローバル経済はコロコロ変わるし、米中貿易摩擦やらウクライナ情勢やら、地政学リスクは山盛り。さらに米国金利や日本の物価…「全体を信じてドーン!」なんて絶対ムリゲーですよね(^^;)
それに今はネット情報もSNSも超高速。ちょっとしたテーマやニュースで銘柄が急騰・急落。「防衛!」「AI!」「高配当!」みたいな単語が踊りまくってて、正直ついていけません(笑)
だからみんな、「自分なりの勝てる木を探して枝にしがみつく」時代に突入してるんじゃないかなぁ、と。
これって昔の「みんなで渡れば怖くない相場」じゃなくて、「自分の地図で生き抜くサバイバル投資」みたいなイメージ。もはや“森”なんて見てられないって話ですね。
個人投資家の時代? それとも流行に乗り遅れるリスク?
面白いのが、新NISAとか「高配当ブーム」の影響で、個人投資家の存在感がジワジワ増してること。今まで株はプロや機関投資家が主役だったけど、ここにきて庶民の“草の根パワー”が効いてる気がします。
特に「増配!還元強化!」のニュースには個人勢が群がる群がる。まるで給食のプリンを巡る争奪戦(笑)
でもその一方で、「流行に乗ったけど出遅れた」とか「テーマが終わった瞬間に急落」みたいな痛い話も多い。みんなが「この木がすごい!」って群がったら、次は“枝折れリスク”も意識しないとヤバいかも。
実録・小市民キョウの「もし自分が投資するなら」妄想
ここでちょっと妄想タイム。
俺キョウがもし「今、株やるなら?」を真剣に考えてみました。
- 全体相場には手を出しにくい(怖い…)
- かといって一点集中は勇気がない(小心者)
- テーマ株に群がるのも遅れそう(基本、出遅れ体質)
- 地味な高配当株をコツコツ…たぶん飽きる(笑)
…結局、最終的には「やっぱり現金最強!」とか言って何も買わない可能性も。いや、これ小市民の悲しい性(さが)です(^^;
まぁでも、新NISAとか積立投資とか、選択肢が増えた時代。「最初の一歩」を踏み出す人が増えたのは素直に良い流れだと思うんですよね。
昔みたいに「株=危ないギャンブル!」じゃなくて、「ちょっとお得な貯金感覚」で始めてみるのもアリなんじゃないかと。…ただし、ムキになって大損だけは気をつけて!
(ちなみに俺は、昔ビットコインで大損した知人の顔が忘れられません…)
これからの株式市場──“森”は消えるのか? “木”だけで生き残れるのか?
最後に、この「木を見る」投資時代はどこまで続くのか。これがまた難しい問題で…。
もし世界経済が本当に明るくなって「みんなでバブル再来!」って時代が来れば、また森全体を見てワイワイできるかも。でも、今みたいな不安定な世の中だと、「木にしがみつく投資家」は当面減りそうにありません。
ただ、個別株やテーマ株ばっかり追いかけてると、“流行終わり”や“地雷踏み”のリスクも倍増するから要注意。記事でも「リスクとチャンスは隣り合わせ」と言ってましたが、これは投資の世界で一番の真理かも。
…で、結局「どの木に登るか」って選択は、自分自身でちゃんと考えなきゃいけないんですよね。人の真似して登ったら、あっという間に滑り落ちるかもよ?(俺は高い木が苦手です)
まとめ:「森を見ず木を見る」投資の光と影──小市民の目線で思うこと
- 2025年5月、日経平均は上がったが、「木」だけが熱い“個別株祭り”状態!
- 株高なのに生活は苦しい…資産効果は一部のみ。庶民は「え、これ恩恵あるの?」と首をかしげる現実。
- 防衛、円高、還元強化──テーマ株が流行るのは分かりやすいけど、乗り遅れ&急落リスクにも注意。
- 「森(全体)」が見えない時代は、「木(個別)」で生き残るしかないのか…でも、いつか“森”が蘇る日は来るの?
- 投資は自己責任&地道に勉強あるのみ。焦らずコツコツが最強…だと俺は思う。
てことで、今回のテーマは「木を見る」投資ブームでした!
皆さんは、どんな木を選んでますか?
俺は…しばらく“森の中をウロウロ”してから考える派。みんなの投資スタイルも教えてくれたら嬉しいです!(^^)
感想やツッコミ、待ってます。じゃ、また!(笑)
(追伸:いまだに“配当金”の通知が来たことがありません…そもそも株持ってない説)
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