がん保険で一番よく聞く言葉、それが「診断一時金」。
これがあれば安心…みたいな風に言われてるけど、果たしてそれは真実なのか。
今回は、「診断一時金って実際どうなの?どこがありがたくて、どこが誤解されてるのか」
…という話を、キョウが素人なりに頭フル回転させてまとめてみました!
診断一時金とは?ざっくり解説!
まずこれ。もうね、名前がややこしい(^^;
なんか「一時金」って聞くと、「なんか特別なときだけポーンともらえるオマケ」っぽいけど、違う。
診断一時金=がんと診断されたら、どかんと一括でもらえるお金
これ、ほんとに「使い方自由」ってやつなんです。
病院代でもいいし、治療準備のための引っ越しでも、家族が病院に通う交通費でも、心の安定のためにちょっと贅沢なご飯でもOK。
いやむしろ、心の安定ってすごく大事。マジで。
例えばこんな場面で助かる!
- 最初にがんと分かった瞬間、検査や治療にバタバタして仕事休む → 給与減る
- 入院の準備費用(パジャマやらWi-Fiやら、意外と出費ある)
- 家族のサポートに交通費がかかる(特に地方住みとか…地味にキツい)
- 今後の生活どうしよう…というメンタル不安に、少しの経済的安心がありがたい
つまり…
診断一時金は、未来の「俺の平常心」を買うお金
これは、精神的にすごく大きい。お金があるだけで、「ちょっと落ち着いて考えようか」ってなるから。
…いや、現金って強いよね(本音)
もらえる金額は?どう決まるの?
保険商品によって、だいたいこんな感じで設計されています:
契約プラン | 診断一時金の額 | 支払い回数 |
---|---|---|
標準プラン | 100万円 | 1回 |
充実プラン | 200万円 | 最大2回(再発対応) |
特約付プラン | 100万円 × 3回(条件つき) | 最大3回 |
…え? 3回も出るの?って驚いた人、そうなんです。でも条件付き。
たとえば、「2年以上空いてること」や「別部位のがんであること」みたいな縛りがあります。
ここ重要:一時金の“出るタイミング”に注意
これ、マジで盲点でした。
がんと分かった=すぐお金出る
…と思ってたんだけど、実はそこにも“条件”があるんです。
「診断確定日」がカギ
がんっぽいって言われただけじゃダメ。
「病理診断」で、医師が正式に“がん”と診断して、診断書を書いた日。
ここが支払いの基準になります。
でもって、その診断書の形式が保険会社によって違ったり、「病名の書き方」でNGになったりするケースもあるという…。
(やめて…やめてよ…そういうの…(´;ω;`))
免責期間って何?え、保障されない期間があるの?
はい。あります。
だいたいのがん保険には「免責期間」があります。
多くの場合、契約日から90日(約3ヶ月間)。
つまりこう↓
保険契約日 → 90日間(免責期間) → その後、保障スタート
この間にがんと診断されても、給付されません。保険料払ってるのに!(°д°)
まぁこれは、「駆け込み加入でお金だけもらう」みたいな人を防ぐためのルールなんだけど…
加入を迷ってるうちに、病気が見つかったらアウト。
がんって、一度なったら終わりじゃない
これ、保険会社のサイトでも「再発・転移にも備えましょう」って言ってるけど、実際リアルな話。
- 完治と思っても、数年後に転移
- 別の部位に“別のがん”が見つかる
こういうとき、再発対応型の診断一時金が出るかって、めちゃくちゃ重要。
再発して「また手術・治療→お金が足りない→家計崩壊」って、笑えない話だから。
なので、再支給OKな保険を選ぶなら、
- 支給回数(最大2回/3回)
- 再支給の条件(期間・がん種)
このへんをチェックするのが超・重要!
で、俺はどう考えたか
俺みたいな小市民ががん保険を考えるとき、まず大事なのはこう。
「がんになったとき、最初の1〜2ヶ月をどう乗り切るか」
この期間ってさ、診断のショック、治療の準備、仕事の調整、家族の説得…
もう、物理的にも精神的にもてんやわんや。
そのタイミングで、ポンと100万円入る。
これってね、もうがん治療という人生のイベントの“助走”を整える資金だと思うのよ。
そしてもし、「再発しても出る」タイプなら、保険としての安心感はぐんと上がる。
まさに、命のセーフティネット…ってやつ。
でも、あくまで“入り口”なんだよね
ここまで語っておいてアレだけど、診断一時金はあくまで最初のワンパンチ。
長期戦になると、通院費、抗がん剤、ホルモン療法、移動費、栄養管理、QOL改善…
いろんな“出費”が待ってる。
なので、このあと「入院給付金」「治療給付金」「通院保障」と順番に見ていくことで、
“診断一時金だけで足りるの?”問題にも答えが出てくるはず。
まとめ:診断一時金は、「がんと診断されたときの動揺」をお金で受け止める装置
結論。診断一時金は、単なる現金じゃない。
これは、「ちょっと落ち着こう。考える時間を買おう。」という、心の余白を作るお金なんだと思う。
だからこそ、加入を検討するなら:
- 金額はいくらにする?
- 再支給はある? 回数や条件は?
- 免責期間や支払条件はクリアしてる?
このへんをしっかりチェックして、自分の状況にフィットする「安心」を買ってほしいなぁと思うわけです。
…いや〜、保険って地味だけど奥が深いね(´∀`)
次回予告:入院給付金って、まだ必要?「通院時代」のいま、ぶっちゃけどうなの?
診断一時金でスタートダッシュは切れたとして、その後の“持久戦”を支えるのは何なのか。
かつて主役だった「入院給付金」が、今の医療事情でどうなのか。
次回、たっぷり掘っていきます。…はい、また長くなる予感!(笑)
週刊ポストGOLD がん治療にいくらかけるか (ポスト・サピオムック) 新品価格 | ![]() |

コメント