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[第3回] 入院給付金はもう時代遅れ?通院主流の今、どこまで意味ある?

がん保険の定番と言えば…そう、「入院給付金」。
1日あたり1万円とか、30日で30万円とか、よく聞くアレです。

でもさ、最近の医療って“通院治療”がメインになってきてるって話、聞きません?
だったら入院給付金って…もしかして“時代遅れ”?

いやいや、そう簡単に切って捨てられる話でもない。
というわけで今回は、「入院給付金って、今の時代に必要なの?」を、素人なりに徹底的に掘り下げてみたよ!

そもそも「入院給付金」って何?

まずは定義から。
入院給付金=入院した日数に応じて支払われるお金

たとえば日額1万円の契約なら、10日入院したら10万円が出る仕組み。
病院のベッドにいた日数×契約金額、という非常に分かりやすいルールです。

入院給付金の支給条件

  • 1泊以上の入院(厳密には「治療目的の有床入院」)
  • 通算で支給限度あり(例:通算1,000日まで、1入院あたり60日までなど)
  • がん入院なら無制限支給タイプの商品もあり

…でもこの仕組み、ちょっと昔っぽくないですか?

医療は変わった。「入院しないがん治療」増えてます

厚生労働省の統計とか、国立がん研究センターのデータを見ても、がん治療の中心は明らかに変化しています。

  • 手術:短期入院化(2泊3日で退院とかザラ)
  • 抗がん剤治療:外来(通院)で行うのが当たり前
  • 放射線治療:数分の照射を数日に分けて通院
  • 免疫療法・分子標的治療:副作用管理しつつ外来

ようするに、「長く入院=重症=標準」だった時代はもう終わりなんです。

なのに入院給付金って、「入院しないと出ない」んですよね。
…ここにちょっとモヤっとしません?




「通院ではお金が出ない」ことの違和感

たとえばこういうケース:

  • 1日だけ入院して点滴 → 1万円もらえる
  • 同じ点滴を通院で週3回やっても → 0円

いやいやいやいや、それって治療内容ほぼ一緒じゃん!って思うでしょ?
でも保険のルールでは、「入院=給付対象」「通院=対象外(通院特約がなければ)」となるわけです。

…これ、現代医療に合ってる?
俺、ちょっとモヤってます(^^;)

それでも「入院給付金が必要な理由」もある

とはいえ、「もういらないよね!」って簡単には言えない。
実際にこういうケースもあるからです。

① 長期入院が必要なケース、まだあります

がんの種類によっては、長期入院が前提の治療もあるんです。

  • 骨髄移植を伴う血液がん(白血病・悪性リンパ腫など)
  • 手術のあとに感染管理が必要なケース(消化器系など)
  • 合併症や副作用が強く出て、経過観察が必要なパターン

こういうとき、入院給付金があるとめっちゃ助かる。
「いやー、通院治療しか考えてなかったから…」って人は要注意。

② 入院によって発生する“地味な費用”

入院すると、いろんな“雑費”が地味にかかります。

  • 差額ベッド代(個室で1日1万円とか)
  • テレビ・冷蔵庫カード(病院の高いやつ…1時間100円とか)
  • 食事代の自己負担(1日450円×3食×日数)
  • 洗濯代、売店での買い物、タクシー代(面会含む)

入院給付金がこれらをカバーしてくれると、本当に助かる。
とくに家族が面倒見に通うスタイルだったりすると、費用は倍々ゲーム。




キョウの視点:「自分がどのタイプのがんになるか分からない恐怖」

いやほんとに。
「通院治療で済むがん」と「長期入院が必要ながん」って、診断されるまで分からないんですよ。

じゃあ、「どっちも想定して保険組む」のが正解?
…うん、それが正論なんだけど、お金に限りあるんですわ。それが小市民。

なので俺はこう考える

入院給付金は、“持ってると安心だけど、通院保障とセットで考えよう”

もはや入院だけに頼るのは危険。通院が主流なら、そっちも備えるべき。
逆に「通院保障がしっかりしてるなら、入院給付金は最低限でいい」って判断もアリだと思う。

そして、「がん入院は日数無制限で出ます!」みたいな保険は一見魅力的だけど、それ、実際に恩恵ある人は少数かもしれない。





じゃあ結局、必要?いらない?(キョウの結論)

もうこれはね、究極こう↓

タイプ入院給付金の優先度理由
若年層・元気・経済的余裕あり低〜中短期入院・通院メインのケースが多い。通院保障重視でOK。
高齢者・既往歴あり長期入院リスクが高まる。入院給付金は生活支援に直結。
家族持ち・地方在住中〜高家族の負担(交通・宿泊)を考えると、入院保障が助けになる。

まとめ:入院給付金は「いざというときの生活補助」だと割り切るのが吉

入院給付金は、もはや“メイン”ではないかもしれない。
でも、“生活補助”としての価値は今でも高い。

とくに、長期治療になると「お金があるかどうか」がQOL(生活の質)に直結してきます。

なので、

  • 入院給付金はあった方がいい(ただし金額と条件は見直す)
  • 通院保障とのバランスで選ぶ
  • 「長期入院のリスク」が高い人は手厚く

これが、今どきのがん保険の賢い組み方なんじゃないかと。

次回予告:がん治療の“主役”はもう「通院」だ!…ってことで、通院保障編いきます

次はいよいよ現代医療の主戦場、「通院保障」の世界へ。
これが地味に分かりづらくて、だけど超重要なんです。

俺的には、通院保障こそが“今の時代のリアルがん保険”だと思ってます。
…次回もどうぞお楽しみに!(^^)


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