ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
「がん保険、何から考えればいいのか分からない!」っていうスタートから、
- 診断一時金の大事さ
- 入院給付金の役割
- 通院保障の今どき感
- 先進医療特約の“ギャンブル性”
…と見てきました。
でも、ここでひとつの疑問が湧いてくるわけです。
「で、結局どれを選べばいいの?」
うん、それな(^^;
だから今回は、がん保険の「組み立て方」について、俺の小市民的な脳みそ総動員で解説します。
全部入りプラン=最強? …いや、最強=最適ではない
まず最初に言いたい。
「全部入り=安心」って言うけど、それ本当に“自分に合った安心”なのか?
診断一時金、入院給付金、通院保障、手術給付金、先進医療、緩和ケア、がん再発特約、保険料免除特約…
正直、全部つければ手厚いです。「金で不安を殴り倒す」ってやつ。
でも、それには当然ながら対価がつく。
たとえば月額保険料
- 30代男性:2,000円〜4,000円(ベーシック)
- → 充実タイプ:6,000円〜10,000円台もザラ
この差、月額数千円。年額にすると数万円。30年で…うん、車1台いける(^^;)
だからこそ、“自分の前提条件”を整理しよう
これはめっちゃ重要。
がん保険に正解はない。あるのは「あなたにとっての最適解」だけ。
ということで、まず「自分の持ち札(現状)」を確認しましょう。
① 家族構成とライフスタイル
- 扶養家族がいるか?
- 自営業 or 会社員?
- 育児や介護を担っているか?
→ 家族がいれば「自分が倒れた後の生活」も保障対象に入ってきます。
逆に単身なら「治療中の生活維持」が主眼に。
② 所得と貯蓄額
- 貯金で一時的な出費に耐えられるか?
- 収入源が安定しているか?
→ 貯蓄で自己防衛できるなら、保障は最低限にして保険料を抑えるという選択肢もあり。
③ 価値観(守りたいのは「生活」か「治療の選択肢」か)
- 最新治療を選びたい→先進医療特約
- とにかく治療に集中したい→通院+収入保障
- 家族を巻き込みたくない→診断一時金多め
保障項目別:優先順位のつけ方(キョウ流)
保障項目 | キョウ的優先度 | コメント |
---|---|---|
診断一時金 | ◎(超重要) | 初動に必要。金額は100万〜200万円が目安。 |
通院保障 | ◎(現代医療に必須) | 週1〜2の通院が長期続く前提で考えるべし。 |
先進医療特約 | ○(保険料安・精神安定剤) | 確率は低いが出費が爆裂高いので“賭け”として悪くない。 |
入院給付金 | △(必要性に個人差あり) | 通院で済む治療が主流。予算に余裕あればつける程度。 |
緩和ケア給付 | ○(最後まで dignified に) | 「もしも」の時のために、心の準備として。 |
がん再発特約 | ◎(長期戦に備える) | がんは「一度なったら終わり」ではない。 |
保険料免除特約 | ◎(入っておくべき) | 治療しながら保険料まで払うのはマジでキツい。 |
具体例:キョウならこう組む
俺の場合、40代・家族持ち・地方住み・仕事はデスクワーク。
医療は近隣に一応あるけど、先進治療となると都市部まで出る必要あり。
なので、俺だったらこんな構成:
- 診断一時金:150万円(1回+再発時1回)
- 通院保障:月2万円型 or 1日5,000円型
- 先進医療特約:アリ(保険料は月200円前後)
- 入院給付金:日額5,000円(最低限)
- 再発保障&保険料払込免除:絶対つける
で、これ全部盛りでも保険料は月6,000円前後に収めるよう調整可能。
安心と現実の“中道設計”って感じですね。
「安心しすぎない安心設計」が、キョウ的な最適解
保険って、「とりあえず入っておけば安心」と言いたくなるけど、
実は「入り方を間違えると、安心にならない」んです。
月1万円払ってるのに、給付条件が合わずに1円も出ないなんてこと、マジである。
逆に月3,000円でも「本当に必要なときに出てくれる」保険の方が、ずっとありがたい。
「安心しすぎない設計」=お守りとして冷静に効く設計
それこそが、キョウ的な“保険との向き合い方”だと思ってます。
次回予告:最終回「がん保険って、結局“悩み方”がすべてだった件」
最終回では、ここまでの全パーツを振り返りながら、
- がん保険の“選び方”ってどういう思考ステップを踏めばいいのか?
- キョウ的に「後悔しない保険の決め方」って何だったのか?
を、改めて丁寧にまとめていきます。
…え? まだ続くの?
はい、キョウはね、最後まで“悩む力”を育てたいのです!(笑)
新品価格 | ![]() |

コメント