参考:米小売り決算に関税影響 ベストバイは2割減益、値上げ実施も – 日本経済新聞
ひっそりと忍び寄る“見えない値上げ”の恐怖
最近さ、なんかアメリカのニュース読んでて「うわ、これ日本もいずれ来るな」ってゾクッとしたんだけど…。今回のテーマ、ズバリ「関税と小売りの関係」だよ。うん、タイトルからして眠くなりそうだけど(←正直)、実際のところは小売業界のリアルな“悲鳴”が聞こえてくるような内容だったんだ。
というのも、2025年2〜4月期の米小売り企業の決算発表があってね、有名どころでいうと家電量販のベストバイさんとか、服でおなじみのギャップさんとかが「うち、やばいっす…関税で…」って言い出してるわけ。いや、そんなストレートに言ってるわけじゃないけど、文脈的にはそういう感じ(笑)。
しかも面白い(いや、笑っちゃいけない)ことに、コストコだけは「え? うちは売上8%増でしたけど?( ー`дー´)キリッ」って顔してる。なにその無傷感。こっちはズタボロなのに、なんか一人だけカサブランカの白スーツ着て歩いてる感…。
貿易摩擦の“副作用”が、消費者に降りかかる
そもそもなんでこうなったのか? って話だけど、背景にはあの人、ドナルド・トランプ元大統領の置き土産、「対中関税」がある。思い出して、あの頃の「Make America Great Again」旋風。その一環で中国製品に高〜い関税をかけたもんだから、アメリカの企業たちは「もう中国から仕入れるの高くてやってられんわ…」って事態に。
でもすぐに生産ラインを他国に移すってのも現実的には難しい。ベストバイも調達先を中国からインドやベトナムにシフトしてきてはいるらしいけど、まだ30〜35%は中国依存してるって言うし、完全脱中国ってワケにはいかない。
そのしわ寄せがどこに行くかって? そう、俺たち消費者の財布に直撃なんだよね。ベストバイは「値上げは最終手段です」って言ってたけど、5月中旬にはあっさり一部商品で価格調整(=つまり値上げ)を実施。最終手段、早くない?(´;ω;`)
家電とTシャツ、どっちがダメージ大きい?
実際、今回の決算で面白かったのは商品ジャンルごとの差。ベストバイでは、パソコンやタブレットはまだ堅調なのに、家電やホームシアター、ドローンといった「なくても生きていける」系がガタガタ。いや、ドローン…趣味だもんね。買わないよね、物価高なら。
一方ギャップは利益こそ増えたけど、「このまま関税続いたら、年3億ドルくらいコストかかるんだけど!?」と絶叫。結果、株価が時間外で15%も下がる始末。いやいや、好決算なのに下がるって、株式市場のツンデレっぷりよ…。
こういうの見てると、「値段が上がれば当然売れなくなるし、売れなければ利益も減る」という超シンプルな因果関係が、今まさに生々しく再現されてる気がしてくるんだよね。
節約は美徳、でも限界がある
でもさ、ここで「節約しよう!節約って最高!」と無邪気に言うわけにもいかない。アメリカの消費者たち、物価が上がってる中でもうギリギリのところでやりくりしてる。関税で輸入品の価格が上がるたびに、じわじわ生活が圧迫されるわけでさ。
コストコみたいに「安く売る」「まとめ買いでお得!」ってやってる企業が支持されるのも当然。米国の既存店売上高が7%増って、めちゃくちゃ優等生じゃん。しかも会費収入も10%増って…いや、みんなコストコ信者になりすぎでは?(笑)
でもそれって裏返すと、「価格に敏感な人が増えてる」ってことでもあるんだよね。昔なら「ちょっと高くても好きなメーカー買う」って人も、今は「とにかく安いものを」ってシフトしてる。つまり“ブランド”の時代から“コスパ”の時代へ。あぁ…悲しいけど、リアルだ。
ギャップとベストバイ、それぞれの“生存戦略”
こうなると企業も工夫しなきゃ生き残れない。ギャップは「中国以外からも仕入れます」作戦で、コスト増を3億→1億5000万ドルに半減させる予定らしいけど、それでもでかいよね。3億ドルって、ざっくり450億円くらい?(1ドル150円換算)…どっかの市の年間予算か。
ベストバイは今後の売上予想を下方修正。「売上ちょい増」から「ちょい減もあるかも」に転じてるし、通期利益も減りそうって。もう、泣きっ面に関税だよ、ほんと。
一方で、企業がどう対策しても、消費者が「買わない」って判断しちゃえば元も子もないわけで。そう考えると、価格だけじゃなく「価値ある商品を、納得価格で提供できるか」ってのがこれからの勝負になりそう。
この流れ、日本にも来るか?(いや、来てるか)
さて、ここでちょっとだけ我が国・日本を見てみよう。円安で輸入品の価格がガンガン上がってるでしょ? アメリカみたいに関税じゃなくて為替の影響だけど、結局は似たような結果になってる。つまり、「買い物するときに、めっちゃ悩む時代」ってのは、もうグローバルな流れなんだよ。
しかも日本の小売りって、ただでさえ人口減・高齢化・物流費アップの三重苦。…これ以上、関税とか余計なコスト来たら、マジでお手上げじゃない?(°д°)
実際、最近Amazonや楽天でも「これ前より高くなってない?」って感じること、増えてない? 俺だけじゃないよね…?(^^;)
“安さ”を守れる企業が最後に笑う
結局のところ、誰が勝つかっていうと、「安くて、それなりに良いモノ」を提供できる企業なんだと思う。もちろん、品質ガン無視で安かろう悪かろうになっちゃダメだけど、「良いものは高い」って価値観だけじゃもう通用しない。
ベストバイやギャップみたいにブランド頼みな商売じゃなくて、コストコみたいに「みんなが必要なモノを、賢く届ける」って姿勢が、今後は強さになるんじゃないかな。
俺ら消費者も、「買う力」をどう使うかが試されてる時代なのかもしれないね。いや、深い…とか言いながら、今日もスーパーで半額シール貼られるのを待つ俺であった(笑)
で、結論は…?
というわけで、今回の勝手に考察まとめると:
- 関税が米小売業界にボディブローのように効いてきてる
- ベストバイは減益&値上げ、ギャップはコスト増で株価下落
- コストコは低価格&会員制で勝ち組へ
- 消費者は節約志向にシフト中、買い控えも加速中
- 日本も無関係じゃない! じわじわ来てる…
さて…最後に一言だけ。
関税ってさ、「政治の話」っぽくて遠い存在に思えるけど、実際はコンビニのレジ横で「あ、これ今日やめとこ」って思わせるくらい、身近なところに影響してるんだよね。
俺? 今日もカゴからチョコ菓子戻しました…(´;ω;`)
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