参照:トランプ氏、USスチールで演説 日鉄は「素晴らしいパートナー」
「俺たちのUSスチール」に乗り込んだ日鉄、そこに現れたのは…
「はい、まさかのトランプ前大統領、現る」ですよ。2024年5月30日、舞台はペンシルベニア州のモンバレー製鉄所。日本製鉄によるUSスチール買収の渦中、あのドナルド・トランプ氏が堂々と現れ、「日本製鉄は素晴らしいパートナーだ」と言い放ったんですよね。
おぉぉぉぉい、ちょっと待ってくれよ!? つい最近まで「アメリカの鉄鋼を守れ!」とか言ってなかった? いやまぁ、言ってたのは現職のバイデンさんだった気もするけど、どちらにせよこの展開、びっくりするじゃん。(笑)
ただね、そんな持ち上げコメントの直後に、「USスチールはアメリカがコントロールする」って一言も飛び出したわけで…うーん、なんだろうこの“絶妙な塩梅の距離感”。付き合い始めのカップルが「好きだよ。でもあんまりベタベタするのはやめてね♡」って言ってるような、あの微妙なニュアンス。(いや、例えが雑)
鉄鋼業の買収が、ここまで政治色を帯びる意味
さてさて、そもそも日本製鉄によるUSスチール買収って、単なる企業間のM&Aってわけじゃないんです。なぜなら、USスチールってアメリカの“製造業の象徴”みたいな存在なんですよ。いわば「アメリカン・アイデンティティの塊」。
で、そんな会社が日本の企業に買収されるってなれば、まぁ当然、国内世論はザワザワしますわな…。そりゃもう、「寿司屋がハンバーガー屋を買うようなもんだ!(?)」みたいな反応も飛び出す始末。
しかもこれ、ただの企業の問題じゃなくて、大統領選の争点にもなっちゃってるんです。労働組合(USW)なんて「絶対反対!」って言ってるし、バイデンさんも「USスチールはアメリカ企業であるべき」と明言してるくらい。
そこに現れたのがトランプ氏というね…。この「俺が最後に味付けしとくよ」感、なかなかの職人芸だと思う。(笑)
「素晴らしいパートナー」発言の“裏読み”タイム
正直ね、キョウ的には「素晴らしいパートナー」って言われても、手放しで喜ぶにはちょっと不安が残るわけです。だってその直後に「でもコントロールは米国で」って言われちゃってるから。
つまりこう、「君と付き合えて嬉しいよ。でも君のスマホは常に位置情報オンにしておいてね」みたいな…。いや、束縛ぅぅぅ!(笑)
日鉄は完全子会社化を狙ってるわけで、そっちは「しっかり支配したい」って気持ち。でもアメリカ側は「資金は欲しいけど、主導権は渡さないぜ」っていう、まさにツンデレモード。
なんだろうなぁ、これが“経済と政治のダブルデート”ってやつか。いや重いよ!(^^;
実際どうなる?現場の反応と今後のシナリオ
現場では意外なほど歓迎ムードもあったみたいで、日鉄の森副会長が登壇した際、従業員から拍手と歓声があったんだとか。ちょっとホッとしたよね、これ聞いたとき。
しかも森氏は「これは次世代の鉄鋼業のゲームチェンジャーだ!」って強調してたし、「巨額の投資をペンシルベニアに行います!」とも発言。地元愛もちゃんとアピールしてるんですよ。
つまり、「あんたの工場、ピカピカにするぜ!」って言ってるわけで、それに従業員が期待しちゃうのも無理はない。
ただねぇ…現場の歓迎ムードと、政治の駆け引きと、CFIUS(対米外国投資委員会)の審査。この三重苦(?)をどう乗り越えるかが最大の見どころです。
キョウ的“勝手に考察”:これ、M&Aじゃなくて外交です
もはやこれは企業買収じゃない。半分くらい国際交渉。いや3分の2くらいかも。だってアメリカ国内での雇用維持とか、国防関連の鉄鋼供給体制とか、技術移転の懸念とか…そんなのガチで外交レベルの話じゃん?
で、トランプ氏がそこに飛び込んで、「日鉄OK。でもアメリカがコントロールな」って言った瞬間に、もはやこれは“条件付き賛成”なんですよ。
そしてUSW(全米鉄鋼労働組合)もまだまだ抵抗姿勢だし、最終的に完全子会社化できるかどうかは本当に微妙。個人的には「合弁会社」みたいな形に着地する可能性もあると思ってます。つまり、「夫婦にはなれなかったけど、事実婚です」みたいなやつ。(なんの例えだ…)
それでも日鉄が進む理由
それでも日鉄が諦めないのは、やっぱり“北米での存在感”が欲しいからなんですよね。EV向けの高機能鋼板とか、今後の成長分野でUSスチールの設備とブランドは喉から手が出るほど欲しい。
しかも「これから巨額の投資します!」って言ってる時点で、本気度は相当。ある意味、アメリカの製鉄所に“第二の人生”を与える覚悟で臨んでるとも言えます。
ここまでくると、もはや“日鉄とUSスチールのラブロマンス”ですよ。障害が多ければ多いほど燃え上がるってやつ。え、違う?(笑)
さて、あなたならこの買収、どう見ます?
というわけで、今回のトランプ氏の発言は、一見歓迎に見えて、実は“慎重な承認”でしかないというキョウ的な勝手に考察でした。アメリカは甘くない。パートナーと言いつつ、主導権は渡さないスタイル。恋愛でもよくあるパターン…(それは俺だけか)。
でもね、アメリカ側の「雇用を守れ!」と日本側の「成長市場で戦いたい!」という思惑が合致すれば、意外と“ウィンウィンの落とし所”が見つかるかもしれません。
さてさて、あなたはこのM&A劇、どう思いますか? 米国と日本、どちらが主導権を握るのか。そしてこの“恋”は、成就するのか!?(笑)
ではまた次の“勝手に考察”で!(^^)
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