前回、バーコードって「白黒の光の反射を読むだけ!」っていう超シンプルな原理だって話をしたけど…。
でもさ。
実際の現場では、「ピッ!」って鳴らない時、結構あるよね?(´・ω・`)
セルフレジで焦って何度も角度変えたり、店員さんが「ちょっと失礼します〜」ってバーコードを何度も撫で回すやつ。
…あれ、何が原因なの?
今回は、バーコードが読めない「あるあるトラブル」を深掘りしてみようと思う!
その1:コントラスト不足(つまり、色の問題)
これ、一番多いやつ。
そもそもバーコードは「反射率の差」を読み取ってるわけだから…
- 黒に近い色 → 反射しにくい
- 白に近い色 → 反射しやすい
だから本来は「黒と白」がベスト。
でもさ、おしゃれ感出そうとして「金色バーコード」とか「グレー背景バーコード」とか作ると…
リーダー「え…境界どこ…?(´;ω;`)」ってなる。
ちなみに赤いバーコードは赤色レーザーだとほぼ透けて「白」と見なされちゃうんで、これも読み取り不能の原因に。
(…ブランド重視もいいけど、実用性って大事よね。小市民の俺からの素朴な忠告(笑))
その2:光沢素材(テカテカはNG)
次によくあるのが「反射しすぎ問題」。
例えば:
- ラミネート加工のツルツル紙
- ビニール包装の上に貼ったバーコード
- パッケージの曲面上にあるバーコード
これ、レーザーの光が乱反射してセンサーに戻らず、リーダーが混乱しちゃうんだよね。
(俺もCDショップの中古品で何度か経験アリ…)
こういう時は:
- 斜め読み(リーダーを少し傾ける)
- 手の影で反射を抑える
…っていうテクニックが地味に有効(笑)
店員さんの熟練技、実は理にかなってるのよ…(´∀`)
その3:汚れ・破れ・傷・にじみ
これも王道トラブル。
インクがにじんだり、印字がかすれたり、バーの線が一部消えたりすると、もうデコーダー大混乱。
でも!ここで登場するのが「リダンダンシー(冗長性)」!
実はQRコードとかPDF417みたいな2次元コードは、多少破れても復元できる仕組みが組み込まれてる。
すごくない? どんだけ備え万全なんだよ(笑)
(まぁ、一次元バーコードは弱いけどね…そのへんはコストと用途のバランスなのよ)
その4:読み取り距離・角度・速度問題
セルフレジでよく焦る原因TOP3(笑)
- 距離:近すぎても遠すぎてもダメ
- 角度:斜めすぎると反射光が逃げる
- 速度:動かしすぎるとセンサーが追いつけない
最新のイメージスキャナーは結構優秀だけど、昔のレーザー式はけっこうシビアだったんだよね…。
(俺、昔スーパーのバイトで「ピッ職人」だったから経験ある(笑))
その5:そもそも「対応シンボロジー外」問題
これ、ちょっとマニアックだけど意外と落とし穴。
バーコードにもいろんな種類があるわけで:
- JANコード(日本の小売用)
- UPC(アメリカ系)
- Code39(産業用)
- Code128(物流・高密度データ)
- QRコード(万能選手)
で、リーダーによっては「その種類は読めません!」ってなる場合がある。
→ 購入時に「対応シンボロジー一覧」を要チェック!
(…俺も昔、安物買って泣いた経験あり(´;ω;`))
ちょっとした雑学:読み取れなくても一発で諦めるな!
バーコード読み取り失敗した時のプロっぽいコツ:
- リーダーを少し寝かせて斜めから読む
- 明るすぎる場所なら影を作る
- 透明フィルム越しなら外す
- 汚れてたら息ふーふー(←意外と大事(笑))
…まぁセルフレジでやりすぎると怪しまれるからほどほどにね(´∀`)
今回のまとめ
- 読めない原因の大半は「光」と「反射率」
- 光沢・汚れ・印字ミスは大敵
- 2次元コードは冗長性でかなり耐性が強い
- リーダー購入時は「対応シンボロジー」要確認!
次回はさらに一歩踏み込んで、「自作バーコードリーダーの作り方」にチャレンジしてみようかと思ってます!
これ、ちょっとプログラマー魂くすぐる内容だよ。
(まぁ…実は俺、ちょっと作ったことある(笑))
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