最近また聞くようになった「ビットコイン」。
いや、ずっと話題にはなってたけど、俺みたいな小市民からすると「なんかよくわからん謎の通貨」ってイメージが抜けないんだよね(^^;)
投資の話になると「株とは違う!」「お金になる!」「暴落した!」とかいろいろ耳にするけど……。
そもそも、ビットコインってなに? 株とどう違うの? 通帳のある貯金とは何が違う? 怪しい詐欺メールで「ビットコインで払え」とか言われてるけど、あれって追跡できないの??
今回から3回に分けて、俺なりにこの“ややこしいビットコイン”を、慎重&皮肉屋な小市民視点で、がっつり解説していこうと思います。
◆まずは“そもそも論”から:ビットコインって結局なに?
ざっくり言うと、ビットコインは「インターネット上でやり取りできる、お金っぽいもの」です。
ただし、普通の“お金”とは全然違う。
- 銀行も国も、誰も発行していない
- 誰でも勝手に送れる
- でも、取引履歴は全世界に丸見え
え?何それ?矛盾してない?って思うでしょ。俺も思った(笑)
でも、実はこれらを成り立たせてるのが「ブロックチェーン」という仕組み。
このあたりは、第2回でガッツリ解説します。今回は“概念”だけ理解できればOK!
◆株や貯金との違いって?
よくある誤解:「ビットコインって株みたいなものでしょ?」
うん、たしかに「値上がりした!」「暴落した!」とかニュースで見ると、そんな感じするんだよね。
項目 | ビットコイン | 株 | 貯金 |
---|---|---|---|
持ち主記録 | 全世界に公開(匿名のアドレス) | 証券会社に登録 | 銀行に名義登録 |
価格変動 | 超・激しい! | まぁまぁ変動する | 基本固定(利息ちょびっと) |
管理者 | いない(みんなで管理) | 企業・市場 | 銀行 |
安全性 | 自己責任!パスワード忘れたら終了 | 証券会社が管理、一定の補償あり | 預金保険で1000万まで補償 |
こうして見ると、ビットコインって「自己責任ゲー」なんだよね。
しかも“銀行”とか“国”とか、俺らが日常で頼りにしてる存在が関わってない。
だから「自由」でもあるし、「超不安定」でもある。
新品価格 | ![]() |

◆あのWinnyと似てる?→はい、ちょっと似てます(笑)
ここで「P2P(ピア・ツー・ピア)」って言葉が出てくる。
要するに「みんなが対等に繋がってるネットワーク」のこと。
中央にサーバーとか司令塔がなくても、勝手にやりとりできる仕組み。
昔、Winnyってあったでしょ?音楽とか映画とかがネットでシェアできちゃうソフト。
あれもP2Pで、仕組みだけ見れば似てる部分がある。
でも、Winnyは“匿名性”を売りにしてたけど、ビットコインは“透明性”を売りにしてるんだよね。
このへん、ちょっと混同しやすいけど、真逆とも言えるかも。
※ちなみにWinny開発者の件は、ちょっと今でもモヤモヤしてる…(^^;)
◆ビットコインの「匿名性」って本当にあるの?
これね、俺もずっと気になってた。
だって、詐欺メールで「ビットコインで払え」とか言われるじゃん?
あれって、「相手に俺の情報バレるの?」って思うじゃん?
結論から言うと……
バレるかどうかは場合による!!
- 送金したアドレス(数字の羅列)は公開される
- でも、そのアドレスが誰のものかは公開されない
- でもでも、取引所で本人確認してたら、調べられる可能性はある
つまり、「完全匿名」ではない。
ちょっと頑張れば、特定できる可能性もある(特に警察や国家レベルなら)
だから「犯罪に使われる=絶対に足がつかない」ってのは幻想なんだよね。
このあたり、やっぱりニュースとかでもっとちゃんと解説してほしい…(誰かやって)
次回はもっと深掘りして、「ブロックチェーンってなに?」「ビットコインの技術的なすごさってどこ?」って話をしていきます。
「いや、難しいのは無理~!」って人も安心してね。キョウ風に、全力でわかりやすく書きます。
— 次回予告:『第2回:ブロックチェーンって要するに何なの?』へ続く —
新品価格 |
![]() |
コメント