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【映画レビュー】ゴーストキラー|伝説の殺し屋が女子大生に!?スカッと&ぶっ飛びアクション爆誕!

疲れてるときに「女子大生+殺し屋の霊」は効く!

「なんか…スカッとしたい」。仕事終わりの疲れた俺の脳がそうつぶやいたある夜。
Amazon Primeをボーッと漁ってたら出会ったのがこれ。
『ゴーストキラー』。…なんじゃこのタイトル!?(笑)
しかもあらすじ見たら、「女子大生に殺し屋の霊が憑依する」って書いてあるじゃん!?
え、どういうこと!?って思ったけど…もう気になって気になってポチっとな(^^;

…で、観た結果どうなったかというと──
「なんかスゴイもん観たな…」って感想です(笑)
でもね、俺的にはかなり好きなタイプ。何がいいって、アクションが最高。
ストーリーの細かいとこはツッコミどころ満載なんだけど、そんなの関係ねぇ!(古)

キリコ、どうした急に!?憑依されてからの成長っぷりがスゴイ

物語の主人公は、地味で平凡な女子大生・キリコ
ある日突然、殺し屋・工藤英雄(←めちゃくちゃ強くて悪魔に魂狙われてる)が死亡して、その魂がキリコに憑依しちゃう。
もうね、そこからは怒涛のアクションラッシュ!

最初は戸惑ってるキリコも、だんだん工藤の能力に身体が慣れてきて、
「え、あなた何者ですか?」ってくらい格闘スキル発動(笑)
パイプ振り回すわ、飛び蹴り決めるわ、刺客をワンパンするわで、女子大生やめました感すごい(^^;

しかも!その戦いっぷりがね、ただ暴れてるんじゃなくて、型がキレイなのよ!
構えとか重心の取り方とか、「おおっ…この人、実は武道やってる人じゃね?」って思わせるようなキレ。
気になって調べたら、主演の葉山ふみかさん、本作のためにアクショントレーニングめちゃくちゃ積んだらしい。
そりゃかっこいいわけだわ。




殺し屋なのに憑依主!? 工藤英雄がなかなかクセ者で笑った

で、この映画のもう一人の主役が、霊体となった殺し屋・工藤英雄
完全にイケイケのアウトロー。憑依先のキリコが迷ってると「さっさとぶっ飛ばせ!」とか言ってくる(笑)
…あの声、めっちゃ怖いけどどこか安心感ある不思議キャラ(←憑依され慣れ?)。

ツッコミどころとしては、「なんで悪魔に魂狙われてるんだよ…」とか、「組織ってなんの組織?」とか色々あるんだけど、
まぁいいんだよ。この映画はアクションを楽しむ映画!
設定の矛盾は気にしたら負け!そういうもんだと思って観るべし!(笑)

あと、キリコと工藤のやりとりが徐々に「ただの憑依関係」じゃなくなって、
なんか相棒っぽい絆が芽生えていくのも良かったなぁ…。
最初は「おっさん何言ってんのよ!」って感じだったのに、後半になると自然に共闘してる感じ。
…恋愛とかじゃなくて、あくまで「戦うバディ」ってとこがまたイイ!!





ついに訪れるクライマックス!キリコと工藤の“心の共鳴”にちょっと泣きそうになった話

さて、物語もいよいよ終盤──敵の幹部・黒岩(←めっちゃ強そう。実際強い)が立ちはだかる工場跡での最終決戦ですよ!
もうここ、観ながら完全に俺の感情がジェットコースター状態。
だってさ…キリコが、工藤の声だけじゃなく、意志ごと受け入れて共闘し始めるんだよね。

最初の頃みたいに「やめて!体が勝手にぃぃ!」って感じじゃなくて、
「やるしかないでしょ」って自分の意志で戦いに飛び込むあたり…
もうキリコ…あんた、ただの女子大生じゃねぇよ(´;ω;`)
完全に覚醒しとる。

特にね、あの名シーン──
鉄骨の上からジャンプしながら「今だ、キリコ!やれ!!」って工藤の声が響いて、
そこからのドロップキック一閃!!
あの瞬間、俺、たぶん拍手してた。リモコン持ったまま(笑)
だってさ、あそこは完全にキリコと工藤が“ひとつ”になってたんだよ。
霊と人間って、こういう熱い友情(?)もアリなんだな…。




戦いの終わり、そして「日常」への帰還。ちょっと切ないけど温かい

最終決戦を終えたあとの静けさ。
いつもの街の風景に戻ったキリコが、ふと空を見上げるラストシーン。
このシーン、地味なんだけどジワるのよ。

工藤の霊がどうなったのか、はっきりとは語られないけど──
なんか、キリコの中に少しだけ「工藤イズム」残ってる感じするんだよね。
背筋がシャキッとしてるし、歩き方もなんか自信ありげ。
「弱さに向き合った人間は、ちょっと強くなれる」
そんなメッセージを感じた気がする…うん、小市民的に言うとね。

結論:勢いとバディ感で押し切るB級アクション、俺は全力でアリだと思う!

もちろん、この映画にはツッコミどころはたくさんあるし、予算の関係かCGが微妙なとこもある。
でもね、そういう“粗”も含めて楽しめる映画なんだよね。
むしろ、その荒削り感がクセになるっていうか(笑)
ある意味“工藤流の美学”って感じで、細けぇこたぁいいんだよ!って突っ走る潔さが心地よかった。

「最強の殺し屋の霊に憑かれて強くなる女子大生」って設定、冷静に考えるとめっちゃバカっぽいのに、
なんか最後には感動してる自分がいたんだから、不思議なもんです(^^;
俺もキリコくらい、何かを受け入れて強くなりたいなぁ…
(でも憑依はノーサンキュー。腰にくるから。)

というわけで、スカッとしたい人、バカっぽいけど熱いの好きな人、ふみかさんの立ち姿に惚れたい人はぜひどうぞ!(笑)
「なんか元気出た」って言えるタイプの映画です!
俺は、アクション映画を観たあとの恒例──
「鏡の前でかっこよく構えてみる」ってやつを今回もやりました。…一人で(笑)

参照:
映画.com|ゴーストキラー
映画『ゴーストキラー』公式サイト

ゴーストキラー

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