正直、このテーマは書くのがちょっと怖い。
でも、一番気になっていたことでもある。
自分の娘が、もし今後ずっと部屋にこもるようになったら?
学校もバイトもやらない、ずっと寝てばっかりだったら?
…親として、何をすればいいの?
怒る? 叱る? 無理にでも外に出す?
それとも放っておく? ゆっくり待つ?
答えが出ないまま悶々とする日々が、一番つらい。
ということで今回は、“親の立場”から考えるニート支援についてまとめてみました。
ありがちなNG対応:それ、逆効果かもしれません
まず最初に、よくある「やっちゃいがちだけど逆効果」な言動を紹介します。 親のNG対応 Top5
1位:「何もしないで恥ずかしくないの?」と責める
2位:「いい加減にしなさい!」と怒鳴る
3位:「親の顔が見てみたいわ!」と説教モード
4位:過剰に干渉する(逐一声かけ、スケジュール管理)
5位:逆に完全放置(関心ゼロ)
…うん、俺、過去に3つくらい心当たりがあるわ(^^;)
でもこれ、どれも共通してるのは、「本人の自尊心を下げる」ってことなんですよね。
自信がない → やらない → 怒られる → もっと自信なくす → …の負のスパイラル。
「悪循環は、親が最初に止めてあげる」くらいの覚悟が必要かもしれません。
じゃあ、親はどうすればいい?:専門家の意見+俺の実感
ここからは、実際にニート支援を行っている専門家の話をベースに、
「じゃあどうするべきなのか?」を整理してみます。 親ができるベストアクション
- 否定せずに「状況の共有」だけする
「今の生活、少し気になってるんだけど…どう?」みたいに軽く聞く - “今”ではなく“未来”の話をする
「将来、どんなことしたい?」→夢や興味から接点を探す - 相談先の情報をそっと置いておく
本人の机にパンフを置くだけでOK(強制NG) - 話しやすい“空気”をつくる
1日1回、一緒にご飯食べるだけでも◎ - 親が焦らない(←これが一番難しい)
「急がなくていいよ」と言える強さが親にも必要
…でもね、これ、頭で分かってても、実践は難しいんですよ(^^;)
だからこそ、親自身も「支援される側」になっていいと思うんです。
家族支援プログラムとか、親向け相談窓口とか、活用しなきゃ損です。
「自分一人で頑張らなくていいんだよ」って、親も誰かに言ってほしいよね。
親子の関係が回復するだけで、状況は変わることも
ある研究では、ニート状態からの回復のきっかけは「家族関係の改善」っていうデータもあるらしいです。
つまり、「社会復帰の第一歩は、親と安心して話せること」。
「何か話したい時に、ちゃんと聞いてくれる人がいる」
「否定せず、受け止めてくれる人がいる」
…この感覚があれば、人は動き出せる。
親として、できることは“正論”じゃなく“安心”の提供なんだなと。
(あ、自分に言ってますこれ…(^^;))
娘との“ちょっとした一言”が大きな変化になるかもしれない
うちの娘は今、大学に通ってはいるものの…
正直、家でダラダラしてる時間もけっこう多い。
でも最近、「バイトどう?」と聞く代わりに、
「そういえば、また絵描いてたの?前のやつ、面白かったよ」って声かけてみたんです。
そしたら、久しぶりに笑って、
「また描いてみようかな」って言ってくれた。
たぶん、その「小さな“やってみよう”」が、
将来の「働いてみよう」に繋がるんじゃないかって…
ちょっとだけ、そう思えた瞬間でした。
まとめ:親だからこそ、できることがある
- 責めたり、焦ったりしない
- 本人の気持ちに寄り添う
- “会話の余白”をつくる
- 情報は「そっと」渡す
- 親も相談していい
「どう育てたか」じゃなく、「これからどう関われるか」
それが、親としての本当の仕事かもしれません。
次回はついに最終回!
「ニート問題、未来はあるのか?」
キョウ流に、希望も含めて整理してみたいと思います。
あと…最後に落ちをつけるなら、“ちょっと調べるつもりが、がっつり勉強してしまった”やつ、ついにやります(笑)
お楽しみに!(^^)


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