どうも、キョウです。
スーパーのトイレットペーパー売り場で、毎回フリーズする人、手を挙げてください。…はい、俺です。
「シングルか、ダブルか」問題ね。
シングルは巻きが長くて「たくさん使える気」がするし、ダブルはふわっとしてて「ちょっとした贅沢」感がある。
小市民の俺としては、つい「シングルの方が得なんじゃない? 長いし」と思ってカゴに放り込んじゃうんだけど、本当にそうなのか? と。
さらに言うと、芯。
あの紙の筒、捨てるときにいつも一瞬だけ考えるんだよね。「これって何で出来てるんだ? 実はすごい秘密兵器なんじゃないか?」とか。
というわけで今回は、
- そもそも、なぜシングルとダブルが存在するのか?
- どっちがコスパいいのか、小市民目線でちゃんと考えてみる
- あの芯って何者? 素材と役割、ちょっとした裏事情
このあたりを、できるだけ分かりやすく、そして現場の小市民代表として正直に語っていきます。
シングルとダブルは「厚さの違い」じゃない、構造の違いだ
まず大事な話からいきます。
シングルとダブル。
なんとなく「薄い・厚い」の違いだと思っていないでしょうか?
俺もずっとそう考えてました。シングルは薄い紙が一枚、ダブルは厚い紙が一枚。感覚的にそんなイメージ。
でも実際はちょっと違っていて、
- シングル:紙が1枚(1プライ)
- ダブル:薄い紙が2枚貼り合わせてある(2プライ)
という「層の数」の違いなんですよね。
「プライ(ply)」って何者?
トイレットペーパーの世界では、紙の層の数を「プライ」と呼びます。
- 1枚構造 → 1プライ(シングル)
- 2枚構造 → 2プライ(ダブル)
- 3枚構造 → 3プライ(高級なやつに多い)
ポイントは、2枚重ねにすると、紙自体は薄めでも「間に空気のクッション」ができるってこと。
この空気の層が、
- ふわっとした触り心地
- 水を吸う力(吸水性)のアップ
- 引っ張ったときの破れにくさ
につながっていきます。
エンボス加工はただの模様じゃない
ダブルのトイレットペーパーを見ると、花柄とか、ポコポコした模様が入ってますよね。
あれ、単なるオシャレじゃなくて、ちゃんとした役割があります。
- 2枚の紙をしっかりくっつけて、バラバラにならないようにする
- 表面に凹凸を作って、紙の中に空気を含ませてふわっとさせる
- 凸凹のおかげで、水や汚れをからめ取りやすくする
つまり、あの模様は、見た目のためというより、機能のためのデザインなんですね。
こういうのを知ると、「なんかちょっと値段高い理由も分からなくはないな…」と、少しだけメーカーの肩を持ちたくなります。
「シングルの方がいっぱい使える」は本当に正しいか?
ここから、小市民キョウの本題です。
俺がいつも思うのはこれ。
「だってシングルの方が長いでしょ? だったら得じゃない?」
パッケージにもよく書いてあります。
- シングル:150m × 12ロール
- ダブル:75m × 12ロール
数字だけ見ると、シングルの方がダブルの2倍の長さです。
そりゃあ、「シングルの方が得だろ」と思うのが人情というもの。
でも、人間の手はそんなに冷静じゃない
問題はここからで、実際に使うときのことをイメージしてみてください。
シングルって、ちょっと引っ張ると、
- 心配で、つい「もうちょっとだけ」多めに巻く
- 強く引っ張ると千切れそうで不安
という心理が働きがちです。
一方でダブルは、
- 手に持った瞬間、厚みと安心感がある
- 少ない長さでも包み込んでくれる感じ
があって、「そこまで巻かなくてもいいか」となりやすい。
ざっくり小市民シミュレーション
ここで、かなりざっくりしたシミュレーションをしてみます。
たとえば、
- シングル:1回あたり 80cm くらい使う
- ダブル:1回あたり 40cm くらいで済む
というパターンを考えてみましょう。
長さでいうと、1回あたり「シングルはダブルの2倍」使っているイメージです。
このとき、
- シングルロール:150m → 15000cm
- ダブルロール:75m → 7500cm
なので、
- シングル:15000 ÷ 80 ≒ 187回分
- ダブル:7500 ÷ 40 ≒ 187回分
あれ?
「1ロールあたりの使用回数は、ほぼ同じ」
という、ちょっと悲しい現実にたどり着きます。
もちろん、これはあくまでイメージの話です。
人によって、トイレの状況によって、実際の使用量は変わります。
でも、「シングルだから2倍長持ち」とは、なかなかいかない。
「長さの数字だけを見て得した気になるけど、実際は使い方の差で、かなり相殺される」
このあたりが、トイレットペーパーのちょっとした罠です。
コスパを決めるのは「メートル単価」だけじゃない
じゃあ結局、何を見ればいいのか。
とりあえず、分かりやすい指標としては、
- 1ロールあたりの価格
- 1メートルあたりの価格(メートル単価)
があります。
メートル単価で比べてみるイメージ
例えばこんな感じ。
- A社シングル:150m × 12ロール → 12ロールで400円
- B社ダブル:75m × 12ロール → 12ロールで380円
この場合、
- シングル:400円 ÷ (150m × 12) ≒ 0.22円/m
- ダブル:380円 ÷ (75m × 12) ≒ 0.42円/m
数字上は、シングルの方が「1mあたり半額くらい」で安いわけです。
ただし、さっきの話のように「1回あたりの使用量」が違うので、
- 1回あたりのコスト
- 満足度(安心感、柔らかさ、肌へのやさしさ)
まで考えると、話が変わってきます。
「時間あたりコスパ」という変な視点
ここで、ちょっと発想を変えます。
トイレットペーパーって、
- ロール交換の頻度
- トイレ掃除のしやすさ
- 家族からのクレーム(硬い、薄い、すぐ破れるなど)
なんかも、地味に効いてくるんですよね。
例えば、
- シングルをケチケチ使って家族の不満がたまる
- ダブルにしたら、「あ、これ気持ちいいね」と家の空気がちょっと平和になる
こういうのって、数字には出ないけど、生活の満足度には効いてくる。
結局、小市民的な結論としては、
- 「メートル単価」だけを見ると、だいたいシングルが有利
- 「使ってるときのストレス」まで入れると、人によってはダブルの方が得
芯の素材の秘密:あの地味な筒、実はエコ優等生
次は、今回のもう一つの主役、「芯」です。
トイレットペーパーを最後まで使い切ると、真ん中に残る茶色い筒。
あれ、何となく「厚めの紙だよね」くらいにしか意識してなかったんですが、ちゃんと意味と役割があります。
芯の正体は「厚紙(再生紙)」
多くのトイレットペーパーの芯は、
- 古紙を原料にした厚紙
- いわゆる段ボールの仲間みたいなもの
で作られています。
つまり、芯自体もリサイクル前提の紙素材なんですね。
役割としては、
- 紙を巻き取る「軸」になる
- 製造ラインや包装時に、扱いやすくする
- ホルダーに差し込むための「構造材」になる
といった、かなりまじめな仕事人です。
実はリサイクル優等生なのに、だいたい燃えるゴミ行き
自治体にもよりますが、トイレットペーパーの芯は、
- 「雑がみ」「古紙」としてリサイクルに回せる自治体
- 燃えるゴミとして出してね、という自治体
に分かれています。
再生紙でできているので、本当は結構リサイクル向きな素材なんですよね。
でも現実には、
- トイレで使い終わる → その場でゴミ箱にポイ
という流れになりやすいので、なかなか資源ごみとして分けにくいという事情もあります。
ここはもう、「自宅のルール」と「自治体の分別ルール」を見ながら、
- 可能なら、他の紙ごみとまとめて資源ごみへ
- 難しければ、燃えるゴミで無理しない
くらいのスタンスで良いのかな、と俺は思っています。
芯なし・水に溶ける芯という進化形
最近は、少し変わったタイプも増えてきました。
- 芯なしロール:最初から真ん中に芯が入っていないタイプ
- 水に溶ける芯:芯ごとトイレに流せるタイプ
芯なしは、
- 芯の分だけ紙を多く巻ける
- 芯ゴミが出ない
というメリットがあります。
ただ、強度を保つために、ロール自体がちょっと固めだったり、専用のホルダーが必要な製品もあったりと、少しクセもあります。
水に溶ける芯は、
- 芯を外して捨てる手間がいらない
- トイレに流しても、ちゃんと水に分散するように作られている
という、なかなかのアイデア商品。
ただし、どちらも、
- 製造コスト
- 対応するホルダーや流す量
などの問題があるので、まだ「完全に主流」というところまではいっていません。
トイレットペーパーはどこまで水に溶けるのか問題
シングル・ダブルの話をすると、必ず出てくるのがこれ。
「ダブルの方が詰まりやすいんじゃないの?」
水に溶けるかどうかは、厚さより「量」と「配管」の問題
実は、トイレットペーパーは、
- 一定時間水に浸すと、繊維がバラバラになる
- 配管を詰まりにくくするように設計されている
という前提で作られています。
もちろん製品差はありますが、「厚いから絶対詰まる」というものでもない。
むしろ、
- 一度に大量に流す
- 古い配管で、もともと詰まりやすい構造
- トイレットペーパー以外のもの(おしりふき、ティッシュ、ナプキンなど)を一緒に流す
こういう要因の方が危険です。
シングルをぐるぐる巻いたら、それはそれで詰まる
「シングルだから安心」と思って、ぐるぐる巻いてドサッと流すと、
結局、配管的には同じような負荷になります。
ここでもやっぱり出てくるのは、「量の問題」なんですよね。
- ダブル → 少ない長さで済むなら、それほど危険ではない
- シングル → 不安でぐるぐる巻きすぎると、普通に危ない
このあたりも含めて考えると、
- 「シングルだから安全」でもなく
- 「ダブルだから危険」でもない
結局、どんな基準で選べばいいのか? キョウ流チェックリスト
では、小市民代表としての実務的な結論です。
「結局、どっちを選べばいいのか?」問題。
チェック1:家族の肌の強さ
- 肌が弱い人がいる → ダブル寄りで検討
- みんなあまり気にしない → シングルでも問題ないかも
毎日使うものなので、ここは地味に重要です。
肌に合わない紙をケチると、後から別の意味でコストがかかることもあります。
チェック2:ウォシュレットの有無
- ウォシュレットあり → そもそも紙の使用量が減るので、好みで選んでOK
- ウォシュレットなし → 清浄性と拭き取りやすさを考えて、ダブルも検討
ウォシュレットがある家だと、そもそもの紙の役割が「仕上げ」寄りになります。
この場合、「極端な長さ」より「触り心地・安心感」の方が効いてきます。
チェック3:家族構成とトイレの回転率
- 家族が多い・1つのトイレをみんなで使う → ロール交換の頻度も重要
- 一人暮らし → 好きなものを買っても、そこまでコスト差は出にくい
家族が多いと、「すぐ無くなる」「誰が変えるか問題」も発生します。
ここまで含めて考えると、
- シングル:ロール交換が面倒な人にはグッド(長持ちしやすい)
- ダブル:交換回数が増えても、家族の満足度を優先したいときにグッド
チェック4:収納スペース
意外と無視できないのがこれ。
- シングルは1ロール長いけど、「巻きの密度」が高いタイプもある
- ダブルはロール自体が太めで、かさばることが多い
押し入れがすぐパンパンになる家は、コンパクトタイプを選ぶのもアリです。
最近は、芯なし・長巻きタイプで、見た目は細いのに長さはたっぷり、みたいな製品も出てきています。
キョウ流・超ざっくり結論
- とにかくメートル単価重視 → シングル寄り
- 家族の機嫌と肌の平和重視 → ダブル寄り
- 迷ったら:「シングルとダブル、両方一度試して、使用感+減り方」を体感する
数字で考えるのも大事ですが、最終的には「自分の家でどう減っていくか」を見てみるのが一番確実です。
よくある誤解と小さな落とし穴
誤解1:「シングルはエコでダブルは浪費」
紙の量だけで見ると、確かにシングルの方が「同じロール数で長い」です。
ただ、
- 一回あたりの使用量
- 無意識にぐるぐる巻いてしまう心理
を考えると、「本当に紙の総消費量が少なくなるのか?」はだいぶ怪しい。
エコを考えるなら、
- 再生紙を使った製品かどうか
- 過剰な包装をしていないか
- 芯や包装のリサイクルがしやすいか
こういった要素も含めて考えた方が、現実に近いです。
誤解2:「芯なしが一番エコで正義」
芯なしは確かに、
- 芯ゴミが出ない
- 同じ体積で長く巻ける
というメリットがあります。
ただ、
- 製造方法が通常と違う分、設備やコストがかかる
- 強度を出すために、紙自体が少し硬くなりがち
といった面もあります。
なので、「何が何でも芯なしが正義!」というより、
- 生活スタイルや好みに合うか
- 実際に使ったときの満足度
を見ながら選ぶのが良さそうです。
誤解3:「芯は全部、燃えるゴミで捨てるしかない」
さっきも少し触れましたが、芯は再生紙でできた「紙の筒」です。
自治体によっては、ちゃんと資源ごみとして回収してくれます。
とはいえ、トイレに小さな紙ごみ専用の箱を置いて、芯だけそこに入れて…というのは、なかなか続けるのが難しい現実もあります。
ここもやっぱり、
- 無理せず、できる範囲で
- 自治体ルールに合わせて
小市民キョウのまとめ:シングルとダブルは「性格の違う相棒」
今回の話を、ざっくりまとめるとこうなります。
- シングルとダブルは「厚さ」ではなく「層の数」の違い
- ダブルは2枚の間の空気のクッションで、柔らかさと吸収性を稼いでいる
- メートル単価だけ見ると、だいたいシングルが有利に見える
- ただし、1回あたりの使用量や安心感まで入れると、ダブルが勝つ場面も多い
- 芯は再生紙の厚紙で、立派なリサイクル材料
- 芯なし・水に溶ける芯など、進化系も出てきている
性格で例えると、
- シングル:真面目でタフな長距離ランナー。ただし、つい酷使されやすい。
- ダブル:ふわっと優しいけど、実は効率のいいテクニシャン。
どっちが偉いとかではなくて、
- 自分の家族の肌
- トイレの環境
- 財布との相談
このあたりを考えて、「うちにはどっちが合うか?」を決めるのが一番現実的かな、と思います。
小市民の俺としては、
- 基本はシングルでコスパ重視
- でも、ちょっと疲れているときや、家族からのクレームが増えたらダブルに切り替える
という、「使い分ける作戦」が好きだったりします。
トイレットペーパーって、普段あまり意識しないけど、毎日絶対に触るもの。
こういう「小さなところ」にこだわると、生活の満足度がじわっと上がるので、気が向いたときに一度、シングルとダブルを意識して使い比べてみると面白いですよ。


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