ショッピングモール、映画館、オフィスビル。
どこに行っても必ず見かける「非常口のマーク」。
正直さ、
「緑の人が走ってるやつでしょ?」
って思ってたよね。
俺も完全にそう思ってた(^^;)
全部同じ意味で、全部同じ役割だと思ってた。
でもね。
これ、ちゃんと意味が分かれてる。
緑背景と白背景。
この違い、知ってるかどうかで「いざという時」の判断スピードが変わる。
今回はこの非常口マークの正体を、
小市民代表・キョウが、できるだけ分かりやすく整理してみる。
非常口マークは「日本生まれ」だった
まず、ちょっとだけ歴史の話。
この「走ってる人」のマーク、
実は海外から来たデザインじゃない。
日本で生まれた。
きっかけは、1972年に大阪で起きた「千日デパート火災」。
煙に包まれた建物の中で、「非常口」という文字が読めなかった。
そこで気づいた。
文字はダメだ。絵じゃないと。
この反省から生まれたのが、今の非常口ピクトグラム。
そしてこのデザイン、のちに世界標準になる。
一番大事な話:緑と白は役割が違う
ここからが本題。
非常口マークには、大きく分けて2種類ある。
① 緑背景のマーク

背景が緑色で、人のマークが白。
これは何かというと――
「ここが非常口です」
つまりゴール。
ドアの真上に付いてるやつは、だいたいこれ。
ゲームで言うなら「出口」「クリア地点」。
② 白背景のマーク
背景が白で、人のマークが緑。
これは――
「非常口はこっちですよ」
つまり道案内。
廊下や階段にあるのは、ほぼこっち。
まとめると、
- 白背景=道しるべ
- 緑背景=ゴール
なぜ「緑」なのか?ちゃんと理由がある
「でもさ、なんで緑なの?」って思うよね。
これ、デザインの好みじゃない。
人間の目の仕組みの話。
暗い場所や煙の中では、人の目は赤よりも緑系の色を強く感じる。
要するに、
緑は、暗闇で一番見えやすい色。
しかも火事の現場は赤やオレンジが多い。
そこに緑があると、埋もれにくい。
色選びまで含めて、
「命を守る前提」で作られてる。
よくある勘違い
ここ、けっこう誤解されがち。
勘違い① 世界中どこでも同じ
実は違う。
アメリカでは今でも「EXIT」と赤文字の看板が主流。
文化によって、
「赤=危険」か「赤=重要」かの意味が違う。
安全標識にも、お国柄が出る。
勘違い② 人がパニックで逃げている
あれ、パニックじゃない。
「落ち着いて、でも急いで避難する」
その姿勢を計算して描かれてる。
実際の避難を想像してみる
映画館で映画を観てるとする。
突然、警報。煙。
俺、絶対テンパる(^^;)
その時、廊下に白背景のマークがあったら、
「こっちだな」
進んだ先で、緑背景のマークを見つけたら、
「ここだ!」
白は道、緑はゴール。
まとめ:知ってるだけで助かる知識
非常口のマークって、
普段は意識しない。
でも、いざという時は命に直結する情報。
- 緑背景=出口そのもの
- 白背景=出口への道
次に建物に入ったら、
ちょっと天井を見てみて。
「あ、これは道だな」
「ここがゴールだな」
そう思えるだけで、
街の見え方がちょっと変わる。


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